自尊心a.k.a.羞恥心

サブカルっぽい人は恋愛対象に自分の似姿としての役割を求める」みたいな評論が花束についてたけど、これは概ね合っている気がする。私は完全に自分に似てる人が好き(同性の友人でも異性でも)で、性格も趣味も価値観も言動も込みで一致度が高い方がいい、屈折した自己愛とか言われてたな、自己愛というより違いを乗り越える体力と柔軟さの無さだと思う、一言でいえばたぶん内向型。

他者性みたいなものに対する感覚は身体が年齢を取るにつれてだんだんとでかくなってきた気がする。小学生とか自分と他人の区別ついてないと思う。言い過ぎだろ。なんか、他人が自分と違う人間であるっていう価値観の相違の存在に気づいていなかった、少なくとも私は。相手が自分の内面を全部理解していると思い込んで変なコミュニケーションしたり、自分の主張を押し通そうとしたり、無邪気であり暴力な特権って感じ。だから私がわかった気になってる、自分と似ていると思っている人も全くもって予想と違う内面を持っていて、話してみると肥大した理想と現実の乖離に打ちのめされるのかもしれない。そういうわけで私は仲良くなりたい人ができても話しかけることが苦手だ。理論値を叩き出している現状に甘んじて、実際から目を背け続けている。