2023年10月

1001

大量に寝た。起きたらおやつ時、20分くらいして延期になっていたZoomの進路相談に乗り込んだ。日曜日に労働させてしまって申し訳ない。褒められたいところTOP3である面白さと顔と頭を一気に褒められたので気が狂うかと思った。最近イケナイ太陽を頻繁に聴いている、こんな見た目のやつが聴かないはずの音楽。「たぶん君の気質と能力的にはフリーランスでやるか専門のプロダクション入った方が合ってるよ」って言われて、ンア〜不安〜ってなった。とりあえずどこかに帰属してコネ作りと腕を磨きたいんだよな、いまは巨大組織のお膝元に居るわけであって、それは利用しなければ損じゃないかという気がしている。人間が多様に居るのでとりあえずコミュニケーションの練習だけはしている。喋るのがそこまで大変じゃなくなってきた、大事なのは勢いと声の大きさと風変わりさです。

脚本の提出まで2週間になって追い詰められ始めた。創作論言いだすのは終わりだと思ってるので意地でも書かないし自分の中に閉じこめる。書くのは10月からで間に合うし急がない方が良いものできるだろって高を括っていたらそういや2.5万字だった。ギエッピ。家族論について考えてるとこに東浩紀が丁度よく家族形態の在り方について論じてくれてて参考になった。親ガチャっていうけどどちらかと言うと子ガチャだよな、って話は納得感がある。ただし世間的にはあまりに露悪的な転換に聞こえるので発展はしなさそう。コミュニティに新しく属す人間(たとえば子供)は成員全員に承認を貰わなくても入れる、破壊と創造が同時に行われながら人間関係は発展するんだけど、冷静になってそれらについて考察すると日々の消費カロリーがエグいことになるから無視しているだけだと思う。

 

1002①

ヘアピンを使って髪型を作れるようになってきた、単なるキノコからの脱却。目指すは樋口円香。風呂上がりに首回りを潰れる勢いで揉み倒して耳を700回揉んで表情筋を鍛えている。地雷っぽくなってますよ、と同期の子に言われた。それ目指してんだよ んなわけあるか

学祭本番だった。私の担当はマユリカジェラードンななまがりすゑひろがりずだった、楽屋に入ってマユリカ中谷さんに道具付けをした。自分の手が小刻みに震えているのに気がつく、緊張しているのか。付けていたら「出ハケは下手側から?」と聞かれた。「そうですね」と思ったよりハキっとした声が出た。テレビやYouTube、舞台で見てきた芸人が目の前に居て、何なら触ってしまっている事実の現実味の無さを今思う。舞台を中心にした作家はたぶん大変だ、本番中は舞台袖ないし機材席にずっと居て四方八方から入ってくる連絡を捌かなければならない。おもしろを作るというよりかイベントを成立させるためにエネルギーの大半が割かれる。集団の中に埋没した個としての一人だと何もできないな。各班の長を作らずにダラダラと合議制でやってきたけど少なくとも私には合っていなかった。かと言って自分が集団を束ねたいかと言うとそういう訳でもない。テキパキと捌くことはできると思う、正解率が7割程度になりはするものの。

可能な限り自分一人で完成させられる仕事がいいな、と思った。手応えみたいなものも自分で感じたいから名前も出したい。恐山や桝本さんの出方がある種の理想だ、全部できる人間になりたい。出役も含めて。
ってなると今の自分に一番足りないのは制作の力なんだよな。完品として何かを世に出す経験。アイデアに価値なんてものはたぶん無い。世に出すのがいちばんえらい。それはね、日記も含めてですね……

 

1002②

怖い夢を見た。と言っても幽霊が出てくるだの無限長の穴に落ち続けるだのという類ではない。私は見知らぬコンビニで缶コーヒーを買った。自動ドアをくぐり出てその缶を勢いよくシャカシャカと振っていると、手が緩みそれがすっぽ抜けて隣を歩いていたお婆さんに当たってしまった。すいません!と言うもお婆さんは動かない。頭からは沈むように黒い液体が流れている。もうどうしようもないと悟って私は辺りを見回し、走ってその場を後にした。家に着くも押し潰されるような罪悪感に苛まれて苛まれて、で、目が覚めた。「最悪の目覚めだな」と思って時間を見ると起床予定時刻の3時間前だった。

こんな夢を見てしまった理由は割と明確で、川上弘美を読んだせいだ。不気味な世界観を淡々とした描写で訴えてくるから読後の生活に少しだけ入り込んでくる。池袋で客引きをしているメイド姿の女性に対し「今はこうして明るく振舞っているけど過去には大変なトラウマがあるんだろうな」みたいな想像力が働いたりするようになる。単なる内省をさせてくるんじゃなくて、内省的な観察をさせてくる感じ。暗いんだけどネガティブにはならない。

季節が思ったより秋になっていた。夜中に散歩しても気持ち悪くならない気温。私の家と最寄りのコンビニ(徒歩15分)を結ぶ道は、夜22時以降はほぼ誰も通らない。だからこの時期にコンビニでお湯入れて、何らかの麺を啜りながら帰るのが趣味だ。夏にこれをやると、運動と食事の代謝が相まってえげつない汗をかく。口元までピンと張ってくれるお気に入りのジャケットを着れるのも良い。シルエットがかわいい服を着て、地面にその影の自分が映ると強くなった気になれる。身体を引きずって外に出て風を浴びながら蒙古タンメンを食べた。辛いものは苦手です。

 

1003

クロノスタシスって何?に対して、ぼそっと、時計の針が止まって見える現象のことだよ、と聞こえてきて、なにかのはじまりの音を聞いた感じがした。秋っぽいな。カス恋愛は秋の季語です。

気温がいい感じなので日々がハッピー。いちばん頭回るし散歩もできる。3ヶ月くらい毎日4ℓ水を飲んでいたんだけど、昨日ついに2ℓに落ち着いた。秋を感じる。

学祭のてんやわんやを乗り越えたので気持ちがだいぶ楽、そしてあれほど気が落ち着かない行事は他にない。あんまり書いてないけど私はお笑いが好きで、ただお笑いオタクって一様にキショいんだよな。ナイチンゲールダンスとケビンスが控え室に入る瞬間、同期のファンの子が本当に泣いちゃってた。慰めるとかでもない、スタッフだぞ泣くんじゃない、場を弁えるんや。私が好きな芸人はママタルト、真空ジェシカ空気階段さらば青春の光、ラランド、ケビンス、9番街レトロあたり。特に檜原京極仁木あたりのブレーン感、頭の回転全振りのオーラが好き。目の前にすると鋭くて人間味が無くて、趣旨説明せななのに、「うわ下手なこと言えねえ、やば」となった。肉体の内側でいろんな機構がグルグル作動しまくっているように見えた。こちらの鈍さに申し訳のなさすら感じ始めるくらいだった。エンタメと近い距離に居たい人間、女児の将来の夢がケーキ屋さんみたいな感じする。「甘いものと近い距離に居たいだけだろ」的な。

 

1004

寒いのは許容する。気圧まで急に下がるのは頭が痛くなるのでやめてほしい。コンタクト、今までは1day派で、1日の終わりに目から剥ぎ取ってゴミ箱にダンクすることでミッションコンプリート感を楽しんでいたんだけど、精々6時間程度しか使わないことを考えると費用的に2weekのが良いな、と思って買い換えたら、ケア液が零れてリュック内がびしょ濡れになっていた。教訓

帰宅後に即風呂入れば良いのにダラダラと洗面台やらトイレに座り込んでスマホを触り続けるのを止めたい。今日は頑張るぞ(帰宅中)。身を清めてからじゃないとベッドに行きたくないので、マジで毎日帰宅後2時間くらいトイレにいる。無為すぎる。何してるかというと情報過多に身を沈めているだけだ。耳にはYouTubeで音声コンテンツを流し、目では調べなくていいことを検索して見ている。昨日は何故か急に京極夏彦の来歴が気になって糸井重里との対談とか見ていた。京極夏彦、作家なのにシンプルに身体の構造が強いひとで面白い。3時間睡眠で良いとか45℃の部屋に居続けられるとか。要らんこと調べるな。あとはWikipediaサーフィンしちゃう。見田宗介→まなざしの地獄→シリアルキラーアメリカ特殊部隊→ビンラディン討伐作戦→イスラム原理主義……。Wiki、気づいたら三毛別羆事件とか見ている。あとで見るリストが2000件を超えた。いつ見るんや。毛が柔らかい動物撫でたいな、寒いから人肌恋しくなっているだけだ。ヒグマの毛、どうなんだ。固いだろうな、泥とかついてるだろうし。街中でクマに遭遇したらどうしよう、自販機横のゴミ箱で撹乱する時間は絶対にある。エレベーターに逃げ込んで、扉を両手でこじ開けられて絶望する時間もある。いやここで終わりだろ。

 

1005

めっきりと寒い。春秋冬と気に入って酷使してマウンテンパーカーが着れる時期になったので私としては良い。サウナ行ってそこで作業シバいて塾行って学校に行く予定だったけど、ヘアオイルと入館証を忘れたから塾にだけ行った。駅のホームでサラリーマンと思しき男性が酔ったのかテディベアのごとく座り込んで駅員に介助されていた。恰幅が良く顔色も綺麗な朱に染まっていた、人肥ゆる時期でもあるんだな。

2万字の進捗としては0で、思いついてた発想も面白くなる気がはたとしなくなったので捨てた。端的にヤバい。完成させることが至上命題なので今はゴミカスめいた雑想をメモ帳に書き散らかしているんだけど、果たして。問題は果つか否かなんだよな。
いまは電車に乗っていて、座席に空きがなかったから私だけが立っている。寝てる人とスマホを触っている人が半々くらいだ。この人たちの多くは親であり子でもあるんだよな、と思う。子どもが産まれたら「親」としての人生が始まるんだろうな、自分は人生の主役ではなくなる。だからこそ子には厳しく接するし、家族外の人間に子を褒められたら、自分の第二の人生が肯定された感覚になって嬉しく思う、気がする。家系図的に私は突然変異で産まれた優秀な仔で、親戚はほぼ全員アホなので、自分の子供にそれを継げる気がしない。孤独から逃れるために結婚して子供作るような無責任さが揮発せず滞留して吸い込まされてる。

塾で同期の女の子が私とすれ違いざまに「パシュン……」って言ったので何かと思ったらその直後に「パソコン借りていい?」って言われた。「さっきのはパソコンって言ったのね」「!そうなんだよ〜><」「シャットダウンの音かと思って」って会話をしたんだけど、思い返すと向こうの行間読みと機転すごいな。

 

1006①

受験関係なく「現代文」という科目の営みが、Twitter(頑固)でリストを作って予備校講師たちのツイート(頑迷)を追いかけて情報収集する程度には好きなんだけど、その中でふと知った「現代文作問セミナー」なるものに興味を持って軽い気持ちで応募してしまった。キャンセルできないものか。締切日までに設問を作って提出する必要があるらしい。課題文は志賀直哉の『灰色の月』で、ちゃんと難しかった。問題作んなきゃ、という目線で読むと細かい部分の意味がわかってないことに気づく。普段の読書、かなり読み飛ばしてるんだよな。なんというか傲慢な読者の振る舞いで、「解釈に正解不正解は無い!」というのを良いことにかなり適当に読んでいる。短歌がいい例。明日か明後日に作り終える予定(気持ちがあるだけ)なので、解いて講評かつ好評をくれる人探しています。ボコボコにしてやる。

夏過ぎて今なぜか寂しい。風呂上がりにドライヤーの熱風で汗かいて「今風呂入ったばっかなんだけどな」っていうのも悪くないじゃれ合いだった。暑いのは嫌だけど、そりゃ嫌なんだけど、約9ヶ月待たないといけないと思うとどんなものでも恋しくなる。
冬、過度に内省的になってしまうところがある。しかし内省的な自分が好きなのでなんならプラス、こういう自己意識はダメ。

中田ヤスタカリミックスの熱帯夜がかっこいい。インド音楽要素(無印良品で流れているような)とEDM感が混ざって、元の熱帯夜の明るさが一気に不穏で楽しい。最近頻繁に聞いている音楽がYouTubeMusicのサジェストに出てくるが、イケナイ太陽と熱帯夜(Remix)と多めの宇多田ヒカルで、
「平成中期の陽キャじゃねえか」となった。

 

1006②

寝るおくすりを処方されるために病院に行った。医者が使うデュアルディスプレイの私側の画面に「○○(薬名)に依存ぎみ?」と書かれてて怖かった。睡眠薬、高2の時からだから約6年飲んでるだけなのに。私はサプリメントファンでもある。ビタミンB群と亜鉛が好きです。スキンケアやら栄養やら、止めると何日か後にきっちり見た目に影響出るから効果がわかりやすくて好きだ。頑張りがいがある。肌を綺麗にしておきたい

今月いろいろ入り用で使いすぎたか〜?と思ってたら先月の飛行機エラーのお金が2万戻ってきて大余裕になった。コンビニの訳分からんパフェ買った。食べたい度は実際そこまで高くないのに、棚ぼたで収入があったらとりあえず買ってしまう。これはプラスの2万ではない、マイナスをゼロにする2万だったのに。ちなみにVISAの方がJCBよりも払い戻しが半月早いらしい、2万の航空券の購入エラーが2回起こったのでさらに2万戻ってくる。何回2万って言ってんだ。

今月の現代思想ダ・ヴィンチがそれぞれ『君たちはどう生きるかをどう読んだか』と『空前の短歌ブームについて』がテーマなので楽しみ。短歌好きなのは変わらないし何が起ころうとも趣味として強く在り続けると思うが、「空前の」ブームにはなって欲しくないな、と思うわがままな気持ちがある。私までニワカに思われちゃう、いやニワカなのに。雑誌とかちゃんと購読してるし投稿もしてるし許して……と俄に思い始めた。これは安直な言葉遊び、死すべき。

 

1007

中に肌着一枚の柄シャツジーンズで外に出て夜帰る時に沁み込むような冷気に襲われて、「流れどうなってんだよ」って言った。
千種創一の歌集を買って歩いている時に読んでいたらポスト(しかも真っ赤)にぶつかった。左半身痛いし服うっすくて全身寒いし踏んだり蹴ったりだなって思ったが、ポストに自分から真正面から衝突しておいてこれを「蹴った」って言うのは強情すぎるな、と思った。言葉で遊んでも痛いものは痛い。私は何故だかしらんが高校バレー、特に鎮西が好きなので今日の試合で宮浦を見たかった。次出たらテンション上がるな。いやポストは当たり前に赤いんだよ。

季節の変わり目、きっちりと精神が揺れ動いている人がたくさんいるように感じられる。孤独や不安に苛まれる感覚。温度変化にわかりやすく時間の移りゆきを感じて焦燥感も発生するんだと思う。私は突発的に友達に電話をかけようとする。落ち着かせるために自分に飲ます水すら冷たい。四月から半年経ったってのが何より早く思うな、新しい環境に飛び込んだはいいものの自分は連続してる(そらそう)から変化に気づきにくい。自分一人だけの成果物が欲しい。発想とか性質とか変わってんだろうか、変わってるんだろうけどそれは果たして強く好ましいんだろうか。人の癖、言動に気づくようになった気がする。自分の内部だけから何かを発生させるのが無理だと気づいたからだな、字義通りの取材。そのせいだかおかげだか、他人の価値観を内面化させて判断することが増えた気がする。私の良いとこはそれなりに判断と回転が早いとこと、アウトプットされるものが被らないように勝手に振り分けできる(からインプットが多いように他人に錯覚させられる)ところだ。んでもって悪いところは先を見ないとこで、たとえば夜に20℃になるとわかっているのにうっすい服で外に出る。日記(というか文章を書くこと)良いな、書いてから初めて自分の服飾の愚かさに気づいた。

 

1008

14時間寝た。長時間寝ないとダメな体なのに普段は6時間で我慢しているから、予定がない時は気合い入れて寝ている。外暗い時に寝て起きて外暗くて面白い。小雨降ってて寒い。身体が鈍っているから、外界に出た時の身体がフレーム遅れでついてくる感覚がある。世界初心者のうごき。葬送についての書籍を読んで評論を書かなければいけないんだよな、脚本もある。脚本無理な気がしてきた。思いつかねえ〜。とりあえず自分に喝を入れるために外に出た、駅の自販機にあったかいミルクティーが入るようになっていたから買う。マウンテンパーカーが着れるから350mlのボトルをポッケに入れられるのが嬉しい。そういえば冬ってこういう習慣あったよな、と思い出して、自分が少しづつ冬に向き合ってるのがわかる。寝たおかげで頭がクリアだ。雑想が出てこなくて、風景もそのものを観察できる感覚。本を読むためには頭を起動しなければならないからこうして日記を書いてモード切り替えを試みてるけど、このまま寝たいくらいに心地がいい。日本人の葬送の在り方や哲学めいたことを論じている本なんだけど、なんかずっと死の話してて面白い。そりゃそうだわ。外歩く時に裸眼で出回るのが楽しい。乱視なので、光が分裂して見える。遠くのビルの赤い非常灯は、新規開店した際に店に送られる花みたいに円状に6個くらいに分かれている。幻想的な風景がお手軽にやってくるのが良い。ノイキャンしてるから聴覚も視覚も終わってるとすぐ死にそうだな。

 

1009

ねむねむにゃんこでしかない生命だった。夏は眠い以前に不快感が来るが、冬は服にくるまれていつでも寝られる感覚がある。羊文学のライブレポが流れてきて「ウワ〜ッ」ってなった。語彙力終わってんな。行きたかったんだよ、明日申し込むか、つってたらものの見事に完売していて、あぁ人生こうやって放熱されていくのかとなった。羊文学、踊ってばかりの国、カネコアヤノあたりが集まっていたライブハウスがあるってマジなんですか。下津の木綿のハンカチーフと待夢、カバーなんだけど聴く度になんか食らうものがあって体力が要る。全部、見た目は華奢なんだけど内側がゴリゴリしていて尖ってて好き。外面太くて強そうで文化的に高度なものってない気がする(?)以下は細々とした雑想(日記なのか果たして)

息を長く止められるのが高校の時からの特技であり趣味のひとつなんだけど、自身の最高記録が高二の時の4:27で、昨日やってみたら3:05にまで縮んでいた。潜水士のブログとか読んで練習してた。顔洗う時くらいしか役に立たない。人間との会話、大喜利の側面が強いと感じる。一発でオチを言うことが集団の中で求められている緊張感が発生する時が頻繁にある。考え事をしないように日常の中で自分を誘導している気がする。音楽を流し込んだり、知らなくていい不時着事故のウィキを読んだり。考え事は無意識にしんどいんだろうな、負担としての在り体。脚本が思いつかない、橋田壽賀子を降ろそうとしてんだけどなぜか阿川佐和子が降りてきて、「お前じゃねんだよ」って言っている。行かねば、青森。

 

1010

ジュージュー……(衣替え、部屋の一角のクローゼットエリアにうずたかく積もっている超大量の服の山を漁ることをした。私は大量に服を持っている。一度も着たことない服すらある、ストレス発散が服を買うことなので、マジで大量にある。たぶん100着以上ある。ふだん欲しい服が恐らく全種類あるんだよ、持ってるのに意識の外に出てしまっている。普段かなり少ない種類でローテ組んでしまっているんだよな。アイロンかけるの面倒だし。可愛いコーデュロイパンツやら青のモヘアニットやらが出てきた、趣味良すぎだな、誰だよこの山築いたの……毎日違う秋服着ても1ヶ月は余裕で持つ。有り金のほとんどを服と本に費やした気がする。明日からは色んな服を着ます、似合わねんだよな着なくなったものって。ア〜、トイレットペーパーが無くなったのでせっかく家着いたのにもう1回外に出てコンビニにまで買いに行かなければならない、億劫だ、億劫だ、億劫だ。片道15分歩くんアホすぎ。着替えて出ようかな。ア〜。明日のアーという劇団のギャグや会話のテンポが好き。
義父「女の子が服を脱いだり着たりしてるからね。なんかエッチなものが見れるんじゃないかと思って」
嫁「すごい。広告の意図通りに動いていますね」

……
私が書いた煮え湯のやつも思いっきり影響を受けているし。出たくね〜外、出るか……日記を書いて外に出る、倒錯している。お前は一日をどうしたいんだ。こっち向きなさい、おい!外に出るな!おい!!!)

 

1011

シバくべきものをシバくためにサウナに来た。一度全部オフにすると上手く頭が回る気がする。体毛も殺した。頭の回転と思考の体力と深度みたいなものを強くしたいんだけど、それらを今の年齢でなんとかするには知識を詰め込むか体調を整えるかしかない。コンサルの上司が〜、でよく見る優秀な人間のキレみたいなものが欲しい。大量の資料を一瞬で処理して線引いて構造化して道筋立てて……何のために要るんだ。両手の時にビャッと問題解くのに役立つな。

書評が9割方終わった。日本人の葬儀について訳分からん長さで説明する本だった。疲れた。後は綺麗に纏めて終わり……最初から自分が何書くかというテーマを決めてから情報収集として読むべきだった。「一旦通読するか」という種類の攻略法が通る相手じゃなかった。人と喋る時にも最近よく思うんだけど、合気道みたいなことをしてはいけない。先手必勝、勇猛果敢、愛別離苦。まずはこっちから攻撃を食らわせる。向こうが持ってくる話題に返しているだけだったら消耗が激しい。bash or death

最近課題で考えた究極の二択で日記終わる

〇JRとANAにめっちゃ気に入られた
「電車代が一生無料」or「飛行機代が一生無料」、どっちを選ぶ?

 

1012

池袋でジジイ×2の自語りを聞かされた 耳だけ傾けて手元のノートにひたすら何か書いて時間を守った三角チョコパイ食べた 最も濃厚と言われた2021年よりも濃い 「いますべての歯の表面がチョコだろ」となる瞬間があった、そして食べるのがムズい どう頑張っても溢れ出す 頑張りすぎてフルート奏者みたいなカッコになった マジでこんなムズいっけ もはや力学だろ 絶対王政下の貴婦人に三角チョコパイをお出しするときにはあらかじめ半分に割っておかないといけなかったらしい

15日が締切だと思ってた脚本は別部門だったので余裕が出来た!4000字で済むならそっち急ぐ方が楽ではあるんだよな。3月4月にアホほど本読んでたのと同じ動因で今も小説やら平時ならさして興味惹かれないネット記事を読み漁っている。他人の生活に冷や水をぶっかけてネガティブな気持ちにさせて足を引っ張りたい欲求が自分の中に抗いがたくある。麻布競馬場がわかりやすいんだけど冷笑主義的な性質が都市生活者を描いた作品には出がちで、学歴社会と憧れのタワマン生活とそれに纏わる悲哀のような、それはエモ作品が固有名詞を大量に登場させることと同じくらい強い性質だと思う、作中主体≠作者であることを上手く利用して当事者性を喚起している。読んだ人絶対その後の生活ちょっと馬鹿らしく感じてしまうだろ、という性質。

一人暮らし初心者の時に寂しすぎてフェレット飼おうとしてたのを思い出した 自分の世話すら無理なのに まずは自分の餌を欠かすな トイレは自分で行きます エアコンフル稼働が金銭的に大変そうだったので断念したんだよな ペット不可は無視する心積りだった。YouTubeで見つけたalterkneeっていう高校生バンドがかっこよかった、Miliのworld.execute(me);やってたんだよな、良すぎた。なんか頭良い高校生オーラがすごい、上品で尖ってる。うちの高校、こういう洒脱さとなぜか無関係に思い出される。

 

1013

三角チョコパイリベンジ。もはや甘いものを食べたいじゃなくて綺麗に食べたいという意地だった、負けた。なんか今日ダメだったな、中指と親指と人差し指がチョコまみれになる未曾有の事態。無理だろもう。
遠藤さんのYouTubeLiveがかわいかった。顔もドチャクソ好きだけど言動がいい、そしてめっちゃ共感できる。趣味もほぼ私だこれ、ってなった、キショオタク同一視。多分この人コミュ障なんだよな、それを学習で糊塗しているが落ち着きのなさに共感を覚えてしまう。なんて失礼な話だ。
画がもたないと思ったのか(なぜか)ミクフィギュアを自分の手前に置いたらピントがそっちに合ってしまったり、メンソレータムを化粧品紹介の手で見せたり、空回りの仕方がすごくわかるってなった。

好きな学者が書く短歌論のサブタイがかっこよすぎる「または、結晶世界は時間の腐食を受けないか」「または、詩と地続きのゆるい定型感覚から繰り出される薄い空気」「または、私は夢見ている私が見る夢か」「または、実験室から産まれる細胞レベルの叙情」「または、ついに想像力は現実を超えられないか」 ブーン系思い出すな 厨二SF異世界っぽさ これを歌論で(しかも)詩歌畑でないフランス語学者が書いてるのが面白い。良いんだろうけど相性。

 

1014

三角チョコパイチャレンジ3日目、負け。
なんか今日のやつ、チョコソースが後半に詰まってて完全に虚を突かれた形だった。基本戦略は「一方向に力をかけない(=サイドから二手に分けて食べ進める)」で、敢えて真ん中にチョコを集めることで不意の破裂を避けるイメージ。途中までは完璧だった。月曜日にはいよいよ仕上がると思う。

欲しかった詩集やらフェイスパックやらモバイルバッテリーやらをAmazonで買った、「お急ぎ便なら日曜、じゃなかったら24日にお届け」という訳分からん二択を提示された。時間指定できないの苦手(寝てる)なんだけど、10日も待てるわけないだろ。起きてる時間ほぼずっと何かしらの読み書きをしているので国語力がピークになった。なんか特殊能力で、相手が今から言おうとしてる内容が冷静にわかるようにもなった。文脈と声色と表情で判断してるだけなんだけど、考える余裕ができるので便利。

働き始めたら睡眠を削ってでも趣味をぶち込みたくて(そうしないと全部仕事に費やしてコンテンツおじさんになる懸念が大量にある)、今のところは書道とランニングをやろうと画策している。書道に関しては実用性皆無なんだけど、精神統一っぽいものが1個あると捗りそうではある。ランニングはなんか我慢って感じがして、できそう。競馬と落語と相撲が復活する気がするんだよな、関わる人間の年齢層が広がると話合わせたさでやる気がする。ネガティブな日記は全部ブログに書くようにしているんだけど、全くもって面白くなくなったな短文のこっちが。自虐とひねくれってある種の面白みなのかもしれない。

 

1015

SUPER爆ねむDAYだった。ねるpillの封があいていたから勿体なさで規定の倍量飲んでしまったのが間違いだった。世界歪むような感覚に吸い込まれて気づいたら起きていた。その後も残る眠気、危ない。

精神の老化(びかって読みそうになる?)なのかしらんが、飴を買ったとしてそれを人に配りたい欲求に襲われる。自分ひとりの嬉しさはたかが知れているから人に配って効用を最大化したいんだと思う。虎柄のシャツとか着てるからいつでも立派な通天閣おばはんになれる。大阪で思い出したけど昨夜大殿と喋ったな、村上と大殿は対人関係の立ち回り似てるよねってとこで突如3人の電話が始まった。電話終わって世界歪むまでの間に自分の将来の仕事のあるべき姿について考えた。かつての自分がそうされたように、しんどい人の重さを一瞬消せるものを作るべきなんだよなって思ったあたりで寝た。大阪勤務アリだな〜〜修行として

 

1016

来春からの住居をどこにしようかを考えはじめた。恐らく新宿勤務になるので中央線沿いが良い。荻窪かな〜雰囲気が好きなので、文化的で。全然大阪を希望し得るから不明瞭なんだけど、今の懸念としては引越しがダルいなということだけだ。片付けして家具家電をまとめて服を整理して……?т т

私の手のひら全力わしづかみでも2は要する程のキャベツの千切りを食べた。あの量の緑が自分の体内に収まっているのが少し信じられない。TVチャンピオンの大食いシリーズにハマった時期があった、多分高3で、ジャイアント白田や西川や射手矢といった前世代から、楢崎谷やんMAX鈴木らすかるみたいな新世代まで楽しく観ていた。YouTubeも見まくって、大食い選手のステータスを数値化するページでコメント欄に「MAX鈴木の嚥下力はこないだの回鍋肉の件があるので90点は付けすぎじゃないでしょうか?」とイチャつけたこともある。

今度高校受験の従姉妹がヶ丘を受けるらしくてアドバイスを求められたんだけど、英進館に行ってくれと言った、十分な助言。
ふと気になって入試の過去問を見たが共通テストみたいになってて大変そうだった。大学入試(二次)よりむしろ五教科の高校入試の方が今の自分だと受かりにくい説ある。合間に時間見つけて理数社解いてみようかな、アドバイスしてやりたいし、英進館入るでいいんだって。受験生用の掲示板に、筑紫丘と修猷館の偏差値が両方72で同じなことを文句言ってる人が居た、私らは一緒でいいじゃん、福高を下げればさ……

 

1017

目の前の小さな事務処理タスクを放って置く悪癖があって、たとえばそれは4年間水道料金をコンビニ支払いし続けていることに挙げられる。口座振替してしまえよって何度も思ったし友達にも言われるんだけど、手続き途中で毎回エラーになって心折れてしまう。生きられてるんだからいいだろ。

三角チョコパイをやっと克服した、もう何度でも綺麗に食える。後続のために記しておくとコツは「あえてクリームを押し出す」ことです。予期できない溢れが事故に繋がっているという構造なので、チョコパイ論にも攻撃は最大の防御だと言える。

『短歌タイムカプセル』を買った、東直子らが作ったアンソロジー歌人115人の作が20首ずつ載ってる。計2300首で1400円、お得だな(換算してはならない)。コンセプト的に新鋭短歌の人らはあんまり載らない、木下岡野あたりは出てた。寺山修司の短歌知らなかったんだけど、「海を知らぬ少女の前に麦藁帽のわれは両手を広げていたり」「ころがりしカンカン帽を追うごとくふるさとの道駈けて帰らん」あたり読むに現代風の表現の土台になっている感じがして影響の大きさを知った。アニメじゃん。短歌は自由度が良い、鑑賞側だとしても自分の精神状態とか好奇心がモロに作品に反映されるから日々刻刻と印象が変化して、短いから見る時間もかからんし、悪い言葉ではあるがインスタントに非日常を味わえる良さがある。ただ難解なのも多くて、高3の時から読んである程度文脈とか位置づけがわかってきた今でも7割くらい「何言ってんだこいつ」ってなる。読解力が足りない、

 

1018

無印良品の紙袋を右手に、左手には自分の背丈の半分くらいの大きさの観葉植物が入った袋を持った女性を駅で見かけた。丁寧なんだけどなんか大変そうだった。

・なぜかわからんがめっちゃボードゲームしたい。限界になるまで頭使いたい。麻雀とポーカーハマらなかったんだよな、運ゲーとハッタリやんけとなった。(2~4)人零和(相手を詰めたい)有限(どちらでもいい)確定(これは絶対に確定がいい)完全情報(どちらでもいい)ゲームがしたい。会話か?

・薬局でスキンケア用品を複数買った。極潤とシカのリペアクリーム、冬備え。あとCoCo壱で5辛を食べた、死ぬかと思った。辛いの苦手で1辛でも汗かくのに5、なんで?水2L飲んだ。店員さんにピッチャー2回入れ替えてもらった、一応レシートの欄に「水」って書いてないか確認した。川越シェフの店じゃなくてよかった。800円。

・店を出て駅に向かうと階段の5段目くらいの割と高い位置からサラリーマンが転倒していた。ダン!ダン!という鈍く激しい音とともに成体男性が転がる光景の衝撃が怖かった。同行者らしい女性が床に倒れる男性に声かけをして意識確認をしていたんだけど、私と同じくらいの距離感でその一連を見ていた若い女性3人組が笑っていて、それも怖かったな。「え、やばい笑」「ちょっと〜心配してやんなよ笑」みたいな会話。

・睦月都の歌集が出た めっちゃいい
春の二階のダンスホールに集ひきて風をもてあますレズビアンたち
木のスプーン銀のスプーンぬぐひをへ四月の午後は裸足でねむる
口紅といふ制度さびれて三度目の春の一千枚目のマスク
いつか小さなアパートになつて冬の日の窓辺にあなたの椅子を置きたい
灯油売りの車のこゑは薄れゆく花の芽しづむ夕暮れ時を

 

1019

てんで睡眠のルールがわからない。昨日は10時間も寝たし鉛が沈むような眠気が続いて7度寝くらいしたのに、今日は4時間半で完全に目が覚めた。こういう意味不明な事態がたまに起こる。バイオリズムだけで説明がつかない気がして、食べたものとか日中の行動とか寝る直前に飲むサプリメントの組み合わせとか、究明しようとしてるんだけどまだわからん。究明できたとして、私は短時間睡眠パッキリ目覚めを選ぶんだろうか。わからん。頭はわりかし回る日だった。課題やらをシバいて塾に行って生徒をシバき回してラーメン屋に行って替玉までシバけた。元気な日だった。

なにかを作る時、性質上わたしに1番向いてるやり方は多産多死(こわい四字熟語)なんだけど、センスがないので一人っ子が死んでいっている。というか自信持てるまで産めなくて、これって晩婚化に繋がってるよな、とは思ってなくて、単純にアイデアも具現化も足りてないだけなんだけど、そういやリュックの小部屋でイブクイックが4錠砕けてて、開けたら白い粉が噴出してきて「なんなの?」ってなった。会話がどんどん横道に逸れていくのってADHDの特性らしい、1年の時に寝れなすぎて病院行ったらお願いしてもないのに勝手に精神分析されてて「重めのうつ病です」って言われたのまだ根に持っている、聞かれたことだけに答えんかい、インフォームドだけされた感じ。
途中に「ちょっと紙持ってくるんで木の絵描いてもらっていいですか?」って聞かれて「これなんか試されてます?」って返したら「そうです」って言われた。幹だけめっちゃちゃんと描いて枝は適当に描いたんだけど、「葉っぱ描かないって疲れてるんですよ」って言われた。寒帯の人間はきっとみんな疲れている。

 

1020

短歌タイムカプセルを読んでいる。各歌人につき20首紹介されるんだけどそのうち1首は選者の歌人が一首評をつける。なので、20首のうちどれが選ばれる(≒歌として目立つ)かを予想しながら読むのが腕試し感が少しあって楽しい。当たると自分の感性が間違っていなかったと感じられて嬉しい、実際そんなことはないんだけども。

薄着で出てきてしまったので夜風が寒く、コンビニでエビスのオランジェビールと翆ハイボールを買って飲みながら帰った。空きっ腹だったのと歩きながらというので簡単にほろ酔った。ほろ酔いって動詞化されるのか?知らない。酔うと恐らく声量が3割増しになって、気を抜くと不用意な発言をしてしまう。なので普段よりも自分の殻に閉じこもる心がけをしているんだけど、そうした危うい感情を理性でコントロールできている感が楽しくて酒を飲んでしまう。
酒、味というより酔いたくて飲むものなので、強くて飲みやすければその分だけ嬉しいな。ビール類とカクテルは別なんだけど、味は大して好きではない。現実縛りプレイがしたいだけなので食べ物も必須というわけでなく、理性がなくなって動きづらくなればなるだけ嬉しい。普段は色んなことが気になって気が散るのが無くなるのも実利的なメリットがあるし。おるかい。

現代文のzoomのやつが近づいてきた。もう2日しかない!?怖い。感想書くと何にせよ面白くない(色々な理由で)と思うので秘するつもりではあるが、ただただ恐怖(私は最年少)なので、心臓は蛇蝎のごとく小さくなっている。日本語の使い方間違えてますよ。蛇蝎のごとく、蛇蝎のごとくでしか使わない。蛇蝎がそれそのものとして出てくることがない。慣用句は敢えて間違えた使い方をすると面白い。やぶさかだなそれ、みたいな使い方。注意としては、敢えて間違ってるってことを信頼してくれる相手じゃないとただ単に日本語不自由な人間と見られること。んなわけないだろ。

 

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寒いんだけど!?!!?コンビニでカップの豚汁買って夜道を歩きながらそれを飲んだ時の、熱が体内に入ってくる感覚は好き。親指がカサカサになってひび割れそうになる危うさは嫌い。提出用のネタを書き始めたんだけどだいぶ面白い自信がある。座付きになりてぇ〜〜丁稚でも奉公でも何でもやるので権威と権力が欲しい。

ちいかわのモモンガの顔かわいくて推せるな、と思ってたら至るところから批判が飛んできた。こいつそんなに嫌われてるのか?こっち来なよ、大変だったね……という気持ち。かわいいから何してもいいじゃんね、という批判されるルッキズムを持っている。ニワカなんだけど、ちいかわは自分の不幸を他人のせいにしている感じがする。んでもって問題解決のための具体的な方策をとらない。わぁ……って言ってるだけで、助けてくれる誰かが自分の人生に介入してくれるのをつぶらなお目目で待っている。甘えるんじゃない。嫌われてもいいから自分の足で立つんだ、クロミお前もウチに来ていいんだよ……というお気持ち表明。

日常会話、もはや真面目なことは何ひとつとして言いたくなくて、可能な限りふざけた返答をしたいんだけど、通じる相手か否かを見極めてからじゃないとピーキーな人間関係になってしまうことを踏まえて、真面目なことばっかり言ってしまっている。誰でも言えることは言いたくない、見りゃわかんだろ、穴を掘っているんだ……穴を掘ったらその穴を埋めて、んでまた掘るんだよ、そしたら人間性が崩壊する拷問の再現ができる。ってのを丸々言いたいんだけど、言えない。当たり前だろ。先が読める会話に対する恐怖感がある。矛盾するようだけど、会話の先を読むのは楽しい。デリダ的な発想をコミュニケーションに持ち込むとこうなった。成れ果ててなお成らない

 

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寒い、寝て起きると夕方だった。そういや昼頃に起きて課題シバいてメール返信したりしていたんだよな、記憶が無い。土生ちゃんの写真集が出るってのを喜んでそっから再寝落ちした。睡眠問題、一生付き合わないといけないらしく悲しい。高校生の時に「大人になるとホルモンが安定して治る人もいるよ」みたいなの言われたんだけど、まだダメなのか?補中益気湯とか飲まないといけない?

夜にコンビニまでの往復30分弱を散歩するのが楽しくて、眼鏡外した状態で視界が弱々の状態で外界に対峙するのがテンションが上がる。ココナラ依頼が忙しい時期は朝方まで電話しながら作業して、世界史の叙任権闘争の2000字レポートを文献漁りながら作ったりしたな、そのまま外出て夜明けの街を歩くのが楽しかった。最近していない、悲しい。約4年間で志望理由書百枚以上書いたな、未だに何が正解かわからん。

いま村上とういと電話してるんだけど、非倫理的なことを言おうとしてる自分と闘っている。突発的な下ネタや昔の出来事擦って受けるのは甘えだ。いちばん何も考えずに喋れる相手らなので、喋り終わったあとに「なんで私あの時にELTのいっくんって連呼してたんだ?」って反省したりする。持田香織じゃない方を言い続けるって面白さの効果も次第に逓減するのに。情報交換のために喋ってる感全くないの面白い。雑談と呼ぶには下手なこと言えない(安易な冗談に逃げたと思われそう)。

 

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エビスのオレンジビールを飲みながら帰るのが最近のマイブームになった。あったまるし何より味が美味い。クラフトビール展行きたい。そんな展示はないんだけど。行きたいで言うと羊文学の年末ライブも行きたい、羊文学好きな友達がいない。呪術廻戦の曲歌ってるバンドを漁ってると思われるのは嫌だ、といういやな自意識。

マンゲキグランドバトルを観た。私の顔、芸人で言うと寺田寛明だと思ってたんだけど、ヘンダーソンの中村と新喜劇のすっちーの合の子って感じがしてきた、嫌な関西人メガネ。カッコ良さに痺れる、九条何よりかっこいい。キングオブコント見なきゃなあ。携わる人として、こういうべき論になってしまってるのは適性がないのかもしれないけど、いやTVerがフォーマットとしてカスすぎる。傾向を分析してレポートを出さないといけないらしい。決勝の結果だけ見ると芸歴と実力が反映された感じがする。蛙亭とニッ社が好きなんだけど、なんというかM-1と同じで、審査員本当に?という思いがある。準決までは明確に忖度と優しさと厳しさで成り立っているから純粋じゃないのは知ってるんだけど、とりあえず審査の人数は増やすべきだと思った。観てから言わんかい→そのとおり。10年以内に3回戦くらいまでの審査に関わりたい。面白さ至上主義みたいな考え方があって、周りの人と比べても私はそれが強い方っぽいんだけど、それは裏返すと面白くないとダメって思想でもある。けど周りの人はそれを簡単に日常に持ち込んでるからダメだと思う、近況報告にオチとフリを求めるの、思うのはいいけど言うなよそれを。来週に自分で作った台本を人に演じてもらう機会があるんだけど、緊張で死にそうになってる。どうすりゃウケるんだ?大声か?セリフの頭に(大声で)ってつけときゃいいのか?

 

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西荻窪と高円寺に行った。どっちに住もうかな、という下見を兼ねてぶらついたんだけど、いい土地だった。大橋っぽい雰囲気と西新っぽい雰囲気が混ざっていてすごく落ち着く場所だった。治安を考えると西荻窪かな、文化的だし、何よりそこで生活することが想像ついたから良かった。

人に気遣うほどに能力の余裕がない。生活方面が特にそう。だいぶ失格人間なので、足並みを揃えて生活するみたいなのが相当に無理だ。他人と比べた時に圧倒的に偏差値が足りない。生きるのって大変だな、というのもなんか自分が回り回って気持ちよくなるためだけの論理に感じられるので持ちたくない。そもそも人と親密な関係を築こうと試みること自体が不遜かつ誤った発想なのではないか。いや、これも回り回るやつだな。両親の不仲と母親のヒステリックがかなりトラウマとして残っているんだよな、原体験。父親の至らなさと、親としてのペルソナを全て捨てて泣き喚く母親の壊れた感じ、あれをもし自分が招く可能性が1%でもあるんだとしたら結婚なんてしない方が良くて、けど人とのかかわり合いは持ちたいんだよなという矛盾が常にある。う〜〜〜〜ん、考える価値もないかもしれない、答えでないし。

 

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''秋は夕暮れ''、本当にそう。夕暮れにすなわち情緒があるということではなく、印象に残りやすい見た目をしていて、時間の大部分が夕暮れな気がする。きちんと寝ないといけない。キングオブコント、教室に60人居て観てないの2人だけというオタク集団だった。私は観ました、滑り込み。競技化が進んでいた印象だった。最近の手法がパリコレ的にほぼ全種類揃っている感じ。作家の人が「○○はそこまで面白くなかった」みたいなこと言ってて、よくそんな自分のリテラシーのなさを露呈するようなこと言えるな、と思った。1回戦ならともかく決勝まで残る組が面白くないわけないだろ。

大学受験の総合型、文章を書く系のやつが特にそうなんだけど、事前提出の書類って周りの大人が書いてやれば早いんじゃないかって思うことがある。倫理と照らし合わせた時にまだ抵抗がある。前提として自分が書きゃ大丈夫という絶対の自信がないと作れない仮定で、そんな自信もないからタチが悪い。整ったこと書けるんだけど、手つきに変な慣れと下心みたいなのが滲み出た文章になってしまうので、それなら添削に終始した方がいいのか、しかしそれだとすぐ限界がくる。頑張ってる人間の手助けはせめてしてやれるくらいの実力が欲しい。能力足んないな。言葉選びとか、直接的間接的な誘導とか、モチベ付けとか、なんも分からん。経験と能力が現在の倍くらい欲しい。ひとつ悩み事をすると自分の中に渦巻いている色々な事柄が相互に干渉しあって、存在感を心の中に大きくして言ってる感覚がある。待機部分の処理能力が次第に圧迫されて何も考えられなくなっていく。秋だし夜長いし考えるといいんだろうな、結論出ないことを考えるのは好きだ。

 

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冬は気が引き締まるので良い。髪型が決まらなくて、後ろ髪が平坦になったり前髪が割れたりしていた。気づけば爪も長くて、外界に表示するアバターがボロボロだと自信を無くして生きる気力が2割くらい減る。外見は内面の一番外側ですよ、うーわ擦り倒されている言説だ。

エロい意味じゃない方の色気のある人間になりたい憧れがあって、時折り出くわすんだよなそういう人、見た目がべらぼうに良いわけじゃないんだけどこの人モテるんだろうな、となる人。落ち着いていて話すことが予測できないけど腑に落ちて、常識(良識?)があって賢い。浅はかじゃなく思慮深くて、嫌じゃなく手慣れている。自分の利益のためだけの行動からは掛け離れている印象。優しいんだけどお人好しじゃない。せかせかしていなくて機敏そうな見た目をしているんだけど敢えてゆっくり動いている。色気な、こう書いて確認すると大人性みたいな性質なのかもしれない。無邪気というわけじゃない。邪気はあって、経験が滲み出ているんだけど、悪意は無い。ダサい行動しちゃいけないんだよ。気を抜くとすぐ「ホワッギャ」とか言っちゃう。甘えた言葉を発するな。清廉であれ、美徳を持て、そして孤高に歩め、林の中の象のように。
自分の振る舞いがどう受け取られているのかとかおかしくないかが気になるので、私の言動を観察できる人はその印象を教えてほしい。ダメ出しを求めている。「ペットボトルのフタ開ける時にフタとボトルを同時に逆方向に回してるのコスパ厨って感じがしてせわしないからやめたほうがいいよ」とか教えてほしい。やめます。

 

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さみンゴつってる。つったとこでミリも温まりゃせんので嘆き民が一匹産まれて終わるだけなんだけど。しっかりと気候に適応する形で精神が内向的になってきた。考え事をしながら歩くバイト行き帰りの約30分の時間は今思うと良い習慣だった。だいたい週3~4(3.5とする)で30分ずつを4年間(210週)と考えると計22.050分、367.5時間となる。独り言を呻きながら何かをもそもそ食べながら考え事をしながら歩く私の亡霊が今後も西大井の駅の辺りに居続ける。

色気って何だ?感性とかいう、ロジックでどうにもならなそうなものに接近したい関心がある。お笑いへの興味も多分同根なんだよな。私はゴリゴリの理屈型の人間で、たぶん人と比べてもその傾向が強いんだけど(自分を形容する時に人と比べることを慎重に行うという最近の習性がある)、わからんものに触れた時にすぐ歴史とシステムを知りたがる。ベタに機械を分解するようなことを100cm前後のチビガキの時からしていたらしいので根っこな気がする。人間が何を面白いと思うか(≒どうなると面白いか)、何を美しいと感じるか(どうなると美しいか)、色気があるとは何か、みたいなのが最近の興味で、それら全てを説明するのが美学っていう哲学の一分野らしい、ということで近代美学入門という本を読んでいる面白い。美的感覚、とくに日本人のものは不完全性とかズレに根ざしている気がする。いきの構造って結構いい内容だったんじゃないか?元々は自分が、面白くて振る舞いがスマートで言動にセンスある人間になりたくて調べ始めたんだけど、もはやそういう煩悩捨て置いたレベルで興味持った。

 

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チャットモンチーときのこ帝国を聴いてるとなぜ自分がデザイン系の専門学校通ってて多摩川沿いの黄色い屋根のアパートに住んでる20歳くらいの女性じゃないのか疑問に思ってくる、こないわ。チャットモンチー、恋愛スピリッツとバスロマンスが良すぎる。遠距離恋愛ってエモいのか?最悪だろうな。やってらんない。遠巻きに見て何となくジェニックなだけだ。

最果タヒの『恋で君が死なない理由』読んだ。クソカスインターネットサブカル恋愛ポエムなんだけど、クソカスインターネットサブカルに足を浸けて(誤字して「漬けて」って書いてたけど別に間違ってなさそう)るからドチャシコ好き。受験期に駿台模試最果タヒ出てきてそっからハマった。森絵都も模試きっかけだったな。

一日一食なんだけど全然間食するし、野菜ピャっとレンチンして食うみたいなのは一食にカウントしていないので栄養は足りている。満腹状態になると気が緩んで頭回んない&なぜかイライラしてくるからできるだけ自分を空腹にしている。くどうれいんの逆。んでもって水を毎日4ℓ以上飲んでいる。サプリで栄養は足してる。人生で朝ごはんを食べていた時期が存在しないから空腹状態に馴化された体なんだよな、学校の成績良かったので保健の授業では発言を制限されていた。シガール食ってる、いちばん美味い。バター良すぎる。差し入れだったので1人1本かな……って悲しくなってたら友達が私の荷物のとこに5本入れてくれてたからシッポちぎれそうなほど振った。これが一番美味い。

 

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・人間、寒くなるとさびしさに震える習性があって、某オタク鳥の鳴き声が高く響いていた。かくいう私もなんかホームシックみたいになりつつあって人と喋りたい欲求が爆上がり止まらずなのでムジナ。

・デコの表面の調子が悪くて気分最悪、撥水加工みたいな肌質になってる。最近になって化粧水も洗顔も乳液も一気に変えたから、どれが悪さしてるかわからん。こないだ撮ってもらった私の顔、3年前とかと比べると人相が違う。目がデカくなってる代わりに邪気を感じる目つきの悪さだった。老いたくないな〜永遠に19歳でいたい。

・夕方に橋本から急に電話かかってきたんだけど怪奇狂気なことばっか話されて困惑した。「うちいまケールとアボガドしかない 、そんなDAY3」「私の話のあらゆるところに判断すべき情報があるから聞き漏らさないで」「alternativeな日程を出せよって思ったわけ私は wowwow 聞いてるかお前」

・人と遊ぶ予定、急に湧いてほしいものだ。ゴミカスなので1ヶ月後の予定とかあると当日が近づくにつれて「面倒だな」と思ってしまうので、その日にいきなり遊びに誘われるなどしたい。ので私も極力、突発的に誘うようにしている。これ迷惑では?

・メモリースポーツ実践初日。場所法すごい、20枚の絵が一気に(1分くらい)覚えられた。バイトの日の動きが覚えやすいので、「家」~「更衣室」~「武蔵小杉駅」あたりで15個場所を設定してその1個1個に物やイメージを配置している。頭良くしたい欲求と、勝負事には絶対に勝ちたい負けず嫌い精神でやり始めたがシンプルに競技として楽しい。いや勝ちたいな、鶴くん1回くらいシバいとかないといけないと思ってた。

 

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・髪と肌、ヤバくならないと真面目な手入れを怠ってしまう ヘアオイルとミルクをブレンドして潤いを持たせるといいらしいと聞きかじったのでやってみた それらを混ぜる瞬間の背徳的な感情病みつきになる 16時間断食とか大量に水飲むとかビタミンB系と亜鉛のサプリ飲むとか、現在習慣になってる諸々の自己補正は生活の中で取捨選択されてきたものなのでかなり体に合っている

……ってとこまでが日中にチマチマ書いていた日記なんだけど、上記のこと全部がどうでもよくなった。死ぬかと思ったので。
帰りにラーメン屋で飯食ってたら急に体調がこっぴどくなった。端的に「死ぬのか?」と思った。頭痛目眩耳鳴り大量の発汗手先の震え動悸吐き気が発生したんだけど、前兆みたいなのは全く無くて、急に全部きた。なんかいま胸元ビシャビシャに濡れてるんだけど、記憶無くて、なんなの?店員さんに「大丈夫ですか?救急車呼びますか?」って心配された。細身の柄シャツの人間が急に顔から大量に発汗して震えて死にそうになってたら私ならまず薬物を疑う。もうあの店行けないじゃんね〜〜しんど。今はだいぶ楽なんだけど、マジで何だったんだろう。突発的すぎた。通り雨のような地獄。水中毒or何らかのアレルギーor霊的現象くらいしか原因が思いつかない。それ以外のたとえば服薬の不相性とかなら、その前からしんどいはずだし。店員がふざけて何らかの薬物ぶち込んだか?だとしたら口封じのために消される?水も塾出る前に残ってたのを500mlくらい一気飲みしたけどそれでこんななる?霊的現象だろ。

 

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・昨日の体調全力壊れ死にかけ、原因特定しとかな怖いな。なので昨日の行動を並べあげて潰していっている。普段やってない行動を検討してるんだけど(寝る直前にパンを食べたとか)、怪しいのが1個もない。
経口摂取系で普段と違うやつが無い(水とかも)から、勿論体調との組み合わせでバーストした可能性はあるんだけど、もうストレスかお化けかしか検討できないよ。
「発汗 霊」で検索してんの何?私のロジカルシンキングはどこに消えたの?

・「なに?」「なんなの?」という面白が好きなので、私もそういう変な人ムーブをすることに憧れのようなものがあるんだけど、自分では絶対にできないな。性格に合ってないのもあるが、私がそんなことしないって周囲の人々にはわかっているので、
「敢えて変なことやってんな」「ウケようとしてる」って一瞬でバレる。そしてそういう下心はウケる上で一番邪魔。あちこちオードリー的な技法明かし番組に懐疑的なのもそれ。ミッキーが真夏にバックヤードで着ぐるみの頭だけ外してバスの中のエミネムみたいな格好で巨大扇風機に吹かれているところなんて誰も見たくない。

・ホスクラのツイート見るの好きでリスト作ってんだけど、月末になると担当から呼ばれないだの締め日近いだので阿鼻叫喚してて趣深い。「芋ってなんで前髪長いの?」というツイートも見たので私は怖くなって美容院を予約しようと思いました。垢抜けさせてくださいってオーダーしよう。

・ふと、ここ数ヶ月は自分の中のメンヘラの一面を表出させてないなってことに気づいた。ある意味で詩的な、「なんやねん」「それ言って何がしたいの」みたいな理屈抜きの感傷に浸ったことを他人に言っていない。よく思われたい精神と客観性の芽生えだと思っている。書くか……精神の安定と、より優れた健康性の確保のために。