2023年9月

0901

アイクリーム、新しい種類のを買ったら合わなくて腫れて確かに目元がパッチリした。使い続けるか悩ましいな……

カレーメシの容器に注意書きとして書かれていた「女子ウケしますように(合掌)」「お湯を注ぐだけ!王道だねぇ」ってのを見て、日清って企業風土的にずっと上滑りしてんじゃないかって思った。これを本当に面白いと思っている人が内部にいて、消費者の側もこれを好むのが多数派な社会なのであれば、私はなにもできないかもしれない。性格、ひねくれとがりって言われるし。形状にしたら単なるワインオープナーだろ。

これは私の(たぶん)変な趣味なんだけど、家から15分くらい歩くコンビニで辛いもの(蒙古タンメンなど)を買ってそれを食べながら家に帰るってのがある。家着く頃には全身ビッショ。住んでる場所は過疎のカスのベッドタウンなので誰にも会わないから安心。んで今日はカレーメシを食べたってことですね。歩行と食事を同時に(しかも辛いやつ)すると信じられないくらい汗かいて全てが終わる。とてもちいさな破滅願望。
まあデトックスだと思っている。肌綺麗になるし翌朝の目覚めもすこぶる良い。

同類だと思っている友達🐔に彼女ができかけていて、なぜか焦って見た目を気にするようになった。とりあえず前髪がチラついて邪魔なのもあって、YouTubeでやり方観ながらセンター分けしてみたけどめちゃくちゃ面倒だった、なんか変にもなった、部屋着の女子みたいな前髪になった。あれを普段からやってる人、お洒落ポイント高すぎるな。髪の毛のケアはちゃんとやってるけど髪型に無頓着なの、逆にお洒落な人って印象になれませんか?

 

0902①

9月頭も頭なのに何もしたくない倦怠感に見舞われている。ずっと眠いんだけどかといって寝たい訳でもなくしかし起きていても着手したいものがない、詰みの状態。どうでもいいけど水飲んで痩せるっていうの、胃液薄めて消化できなくしてるだけって説どうですか?違いますね。食事の度に1L飲むから、水をわざわざ店員さんが注いでくれる店は申し訳なくて行けない。

「グリ下」って言葉を知った。トー横の大阪バージョンらしい。(メンヘラ煙草スプタン軟骨ピアスキャバ病み垢)界隈、って自己紹介のとこに書いてるアカウントがあって、どことなく数学を感じて変な気持ちになった。Twitter(強情)、情報収集にばっか使っていて「不倫サレ/風俗系/薬物系メンヘラ/ホス狂/中学受験ママ/ガチ恋お笑いファン」などが表示され続ける地獄になっている。我々が生息している界隈というのは実はフィルターにかけられた清浄なものだという認識が大学入学後に出来た。

ふとした流れで高校の偏差値調べることになって、んで受験の掲示板見てたら「今年の筑高体操の時に人権団体が来るらしい」ってのを見た。若い男が上裸で踊ってるだけだろ!泥にまみれて!青春やないか!なんてことは毫も思わない。文字通り泥水すすったので人権団体さんには(行くのなら)徹底的に抗戦してほしい。客観的に捉えられるようになったのか、偏見ができたのか、地方の進学校で歴史あるとこって奇妙な風習できがちなのかもしれない。九州って野蛮ですからね、福岡出身って言ったら蜘蛛の子散らすようにみんな居なくなる。こないだは消火器浴びせられて、思わず私も低い体勢からタックルをしてそのまま相手に馬乗りになって3,4発お見舞いしたんだけど、顔をよく見たらガチ恋お笑いファンだった

 

0902②

真っ青なパンツに襟と袖口が青い黒シャツという、2Pカラーのミッキーとして闊歩した1日だった。服装、自己武装だと思っている。見た目に特徴がないのを補うために普段から柄シャツなどを好んで着ている。モノトーンを着た日はどことなく気性が大人しい。服、結構持っているとは思うがいつも無難にローテを組んでいるのでそろそろ派手な服らにも日の目を当ててやりたい。

今日気づいたが今の私は嗅覚がないんだな。昼飯にうどん食ったんだけど大量に山椒入れても香りがしなくて、けど辛さはくるから思いっきりむせてマジで鼻からうどんが出てくるかと思った。これいつ治るんすか?2週間以上経ってる。思い返せば最近世界に匂いがなかった、その状態でトリュフ食ったの悲しすぎる。マジでこれは今思いついただけの脈絡ないことだけどいくら丼も卵かけご飯だ。提供のされ方的に卵かけられご飯って感じ。

最近は気性がすごく外向的な感じがする。人に話しかけることが怖くない(というか誰かと会話するのが素朴に楽しい)。下心として会話のスクリプトを知りたいってのが根底にはあるんだろうけど、なんだろうホームシックなのかね。学校の方で異質な他者と関わり合いになる機会が増えたから、ある程度気心知れた人と喋るのが楽しい時期なのかも。肉体が健康なのも要因としてある。睡眠は滅茶苦茶だけど、それなりの運動とサプリメントで活気ある肉体。寝る前に12錠くらい粒飲んでるから。そらもう元気になってもらわんと困るよ。

 

0903

セブンで会計終わった時に店員さんに「またお越しくださいまし」って言われて、絶対また来ようと思った。花魁が接客するコンビニ、どうだろう。どうだろう? ダウ90000の吉原がワコールに女子陣が居るのを見て「ブルァ見とるやんけオイ」って怒鳴っていて好きが高じて動悸を起こした。そんな日

東大の文学部退職教員の人らが書いた「文学部の人」ってポータル(?)が面白かった。癖のある人が多く、「還暦迎えた後に悪戯心が芽生えてきて、図書館でミステリ借りたら犯人が初登場した文章に線を引いて返却したくなる」「美術史なんて実地で慣れるんだよ。ついてこなけりゃ、置いていく」とか言ってる。人文学楽しそうなんだよ。美学、哲学(倫理)、現代日本語、詩論あたり。特に美学はお笑いのような現代文化を扱える領域でもあって、上に書いた4つの分野を横断しながらM-1の変遷を考察したりしていて楽しそう。死生学とかも興味あるな、厨二っぽさに惹かれる。

友達らと泊まるエアビー探し、楽しい。計画立てるのはやはり楽しい。人と長い時間一緒に居るのは苦手だけど、広い空間かつ友達なら余裕。普段電話ばっかしてるから対面した時に目を合わせられるかが心配。最近人の目を見るっての意識的にやってるが限界は3秒だな、観察してるって思われそうで怖い。コミュ力、7年くらい困ってる。そろそろ一定の自信を持ってほしい。

 

0904

「蒸し暑いッピ……お腹痛いッピ……眠いッピ……」って言いながら生きた日だった。私の本性はほとんどタコピーであるにもかかわらず、人から舐められたくないがために敢えて目付き悪く生きている。見た目よりだいぶ接しやすい人間なはず、仲良くなると案の定ひねくれた精神は出てくるけど、もう一段階仲良くなるとこんなに穏和な人間はいない。一年目の私みたいなキョドった後輩が私と同じような「先輩を舐める所作」をしてきて嬉しい。同類嫌悪の逆。

友達が彼女できかけてて、ヤベッと焦っているんだけど、よく考えりゃ自分は彼女ほしいってわけでもないし、何に焦っているんだろう。付き合うまでが楽しさのピークだろ!という論を強硬に推している。なんでも話せる友人が欲しいだけだ(言い訳がましい)。高校の人らが今になって付き合う可能性あんのおかしいんだよな、あとオタクの理想を具現化したみたいな彼女を作るな、嫉妬で気が狂いそうになるから👊(がんばってください)

9月になって四六時中(ほぼマジ)、非現実について考えている。インプットが足りてないことに気がついた。いわゆる、「行きて帰りし」「三幕構成」「弁証法的展開」みたいなのはわかるけどドラマでそれが実践されてるってケーススタディが無い。そらそう、それらを意識しながら視聴することなんてない。あらすじと構造だけは無限(無限)に思いつくけど、完成に持ち込むのがムズい。アレじゃん、鉛筆の下書きで満足しちゃう人。素晴らしい完成度30%のものを量産するんじゃなくて90%程度のそこそこのを少数作ってそれをブラッシュアップすべきだ。んなこたわかってる、脳が死ぬんだよな。それも経験だ。

 

0905①

日記とエッセイの区別をやっと知りました(その日にあったことorその日に考えたこと)。私のはいったいどっちなんや。
今日は4時に寝て9時に起きた。起床後は即①目薬と点鼻薬②メガネかける③イヤホンをつける、の3点セットをやる。起きてる間で1人の時は常にイヤホンが無いとダメな体になった。鼻と耳、多機能すぎて申し訳ない。寝っ転がったまま、昨夜寝落ちして書きかけになっていた空気階段の単独の進行台本を整えた。ライブ観ながら台本書けるようになった。[客入れM.CI]→暗転板付き→[M.FO]→[V.OP]→[M.FO]→コントイン。20分くらい寝床で「ニ゛ャ〜」つって嫌がって、その後なんとか体を持ち上げて顔洗って歯磨きつつ天気調べとスチームアイロンがけをする。働きだしたら永久脱毛したい、全身。前髪、1回オールバックにしてそっから下ろしたら丁度良いと判明した。
身なりを整えている時にふと、イヌなどの小さめの動物を撫で回すなどしてドチャクソに甘やかしたい欲求に駆られた。イヌカフェ、アレは商業的な甘えられだと感じる。外に出る。課題をシバくためには私はエクセルシオールカフェに行かないといけない。コミュ力、ここ2日最早なんら問題ない。嘘みたいに。自分の内外面に自信をつけるために生きている気がする。行動の全てはそこに帰結する。モテる人間って色気ある、同年代でもたまに居る。今は居ない。ユズリハにいた男の先輩がそれだった。優しく落ち着きあるが恋愛的には''いい''人ではない気がした。しかし後輩にはいい人だった。あれパクるか、まずは髭を生やそう。わたしは4年間でどう変われた? 見た目はマシになった、色々したから。内面はどうだ、基本的な性質はネカマして男騙して渋谷駅に行かせてた小学生の時と同じ。多少の知識と経験値がついて優しくなった気がする。エッセイだったな。

 

0905② 

疲労閾値超えして脳が終わった。やらないかんことが10個くらいバラバラに点在していて、スマホ開くとLINEが100件くらい来ててそれを全部見てコメントを返さないといけないってなったとこで全ての機能が停止して流してた羊文学を黙らせて足を止めた。報連相マルチタスクも苦手だ、体力がすぐ無くなる。人間関係リセット癖が起動しそう。アカウント全部消したい、消しません。

人から悪口を言われるくらいに尖ったところがないといけない、というのを誰かがどこかで言っていてずっと記憶に残っている。人の悪意、悪口は全部恐怖心や嫉妬から来るっていう文意だった。悪口言いたくなる時ってだいたいそいつに尖ったところがあって、その尖りはだいたい一般性とはかけ離れた部分にあるから叩くのも容易、しかし負けてんだよっていう。だから人の悪口は言わないようにしている。負けず嫌いなので。

日記、他人のを読んでるとその人の視点が絶対的に正しいものだと錯覚してしまう。本当は誰も正しく生きてなんていないのに。人間が文章を書いている以上、クリティカルに自分の評判が下がってしまうことは当然隠して書く。私もそう、人とサシ飲みに行った話とか書かない。遊ぼうとしているな?とバレる。

公演プロモーション、あと40枚売りたいんだけど何か案ないかって聞かれた。ここまで来るともう演者に再告知してもらうかお笑いナタリーに取り上げてもらうのが早いんじゃないすか、って返した。今更公演側でSNSチマチマしてもそれで買う層は多分もう買ってる。大学のお笑いサークルにまとめ売りしたらいいんや。

ア〜〜疲れた。もう何も考えられないかもしれない。完全なるキャパオーバー。そもそも人と比べてもキャパない。得意分野でしか戦っていないはずなのにその別の面たちが虐げてきている。アイデアと体力と甘いものが足りない。コンカフェとか行きたいくらいだ、あと鮫に飲み込まれるやつ。

 

0906

心身が疲弊していた昨日に較べると幾分健康的に過ごせた。金曜日さえ乗り切れば後は明確な障壁を丹念に潰せばいい。人と電話できたのも今日の健康にだいぶ役立った。具体的な解決策の提示やその実践というより愛や宗教といった抽象的な思想のシステムについて考える方が性に合っている。一瞬、私と鶴くんが言葉の定義みたいなことについて語気を強めて言い争っている時に大隈が笑ってて、似た人間同士で喋ってんだなって思った。宗教、それ自体とは距離置きたいけど人間(特に年寄り)が縋りたくなる心理は理解できる。寿命が来ることを明確に意識すると、自分の死後も維持される不滅機構への希求が強まるんだと思う。政治・宗教・教育・血族・文化など

九月、旧暦で言うと秋、鈍色のイメージ。高校の記憶と強く結びついている。雨の降る体育祭、4つのスタンドに延期か決行かの判断を待っている1000以上の人間がいて、私は隣に居る三嶋とロシア史について話している。三嶋から答えが「トロツキー」になる問題を出されたけど私はレーニンって答えて、そこから会話がどう展開したか忘れたが三嶋が「お前は近世ロシアっぽいな、学校に来ないのに塾には行くアナーキズムがある」って言ってきて、「そんなこと言って俺が憤死したらどうするんだ」って返したら「そこでアナーニ事件で返せるの本当センスあるわ」って謎の世界史オタク倫理観を見せられてなんやこいつキショって思った記憶が強い。結局、体育祭は部分的に決行することになったから男は泥の地面に這う奇妙な舞踊をしなければならなかった。「ああ憤死だ」って言った。「何年かしたら良い思い出になってるかもよ」って誰かが言うのを聞いた。美化するにしてはまだ若いみたいで今なお泥まみれを保護者らに笑われたことしか脳裏にない。

再挑戦・転生・テレポーテーション

 

0907

起きてカラカラの身体に水を500ml流し込むと液体が胃にたどり着くのが感覚としてわかるのが楽しい。bootって感じ、身体は道具です。本読んで考えをこねくり倒して昼過ぎに起きて何個かやらないかんことシバいて学校に行く前に塾で事務作業何個かやっとくか、という高等遊民みたいな生活思想で動いている。あと5分で出なきゃ!って時に先輩から文章の添削とアドバイスを求められて20分使ってしまった。性格の良さが出ている。普通に後から添削したヤツPDFで送りますとか言うとくべきだった。いま大急ぎで池袋行きの電車に乗っている(電車の中で焦っているだけ)んだけど、大崎駅で5分くらい止まっててお前お前お前ってなっている。関係ないけど最近の日記の思想として、自分がかっこよく(あるいは有能に)思われたい文章を書くとダサいっていう自分ルールができたので一気に自罰的になった。いやさっきのお前。違います。

マルチタスク、タスクじゃなけりゃ好き。スマホ二台(なんなら3台)あるし。飯食いながらスマホ①で色々やってスマホ②でYouTube流してたまにテレビに目を向ける。懸念は時間が関わるタスクに弱いことだと思う。締切意識〜そして各課題の工数の目測がよわい。そしてそれらに適切な優先度付けをする行為も苦手。メモ、メモをしなければならない。さすれば汝は……

 

0908

台風で予定が消えてヘルプ労働して、低気圧で回らん頭で人と沢山喋った日だった。後輩が解けなかった問題をビャッて解けたから良い日。科目の多さという意味で国公立は大変だったんだなと教える側になって気づいた。1次で5教科やって2次対策で4教科やっていたの、時間どう作ってたんだって今は思う。瞬発力と記憶力は受験生が人生のピークだ、純子も言っていた。

文章表現(特に非対面)について友達と話した。自分は知らんけど相手が好きなグループについて、「○○って人しか知らない……」って書くよりも「○○って人知ってるわ」って言う方がポジティブな印象になる。類語選択・同意表現は大切。日本語警察なので細かいてにをはまで気にして中学生の頃からLINEをしてきた。こういう戦略論の講義無いのか? 知らんけど早稲田とかの大学院ならあるだろ、「LINEコミュニケーション論演習II」。「皆さんの中に、疑問形で返すと相手から返信が返って来やすいと思っている人はいませんか? 実は質問で返すと返信に義務感を生じさせてしまうという研究があります。また、相手の返信によっては単なる一問一答の会話になってしまいます。今日の演習では「こっちに気がない人間との会話の盛り上げ方」について、PBL形式で演習をしていきましょう。」

人に見られる日記にこういうこと書くと、「あぁ一言一句気を遣った文章が来た」って思われるのがネック。奇を衒おうとしか意識してない気がする。発言の裏をかこうとしたり、相手の発言の真意を汲み取ろうとしたり。やらないよ、やってるのか?やってるかも。恋愛に発展しそうな友人のLINE見るの楽しすぎる。こんなん人間関係の中で1番楽しいだろ、っていう。汲め汲め汲め!押せ押せ押せ!ボケてない相手の発言にもツッコめ!解決策提示する前に共感の意を表明しろ!!

 

0909

帰り道、ボンヤリしながら歩いていたら落ちていた酒の缶を蹴り飛ばしてしまい、その中身で足元が酒浸りになりました。端的に言ってしんどい。カンザキイオリを聴いていたこともあって、「人生ってなんだ?」となりました。人との関わりだと思う。

一人で旅行に行けるような活発な(一方で内向的な気質がある)女性のことを全オタク男が好んでいることは先の研究(鶴田,2022)からも明らかで、鶴田は同論文内で「自分の精神的領域を大切にしたいオタクは気質として自立した女性を好み、旅行はその自立性の表れとして捉えられる」と説明したわけなんですが、他にも妥当な説明ができないかと考えている。私は頭良くて人見知りだけど慣れた人には舐めた口きけるネコみたいで線の細い人が好きです。単なるネコ派。

そういや九鬼周造の『いきの構造』でそんなこと言ってたなって思ってMy favorite deviceたるkindleで同書を読み返した。
「いきとは媚態(色っぽさ)、意気(張り)、諦め(垢抜けた大人らしさ)」だと書いていて、これじゃんねって言いました。年上が好きなのも生意気が好きなのも旅行行く人が好きなのもこれらに帰結できる。
読書は有益だ、「どんな人がタイプ?」って質問に「いきな人です」って返せるようになった。いやダメだな、「そんで媚態ってのは色っぽさのことで……」って説明したら脳内仮想敵が「なんだ結局エロい人が好きなんじゃん」って言ってきた。殺すか……

高校の後輩のnoteの雰囲気(文体と内容?)が好みすぎて何度も読み返した。非常に洒脱で良かったとお伝えください。そういや生徒と少女漫画の話できたの楽しかったな、私は虹色デイズとハニーレモンソーダが好きです……

 

0910①

昨晩友達と電話している時に突如として信じられないくらいの眠気がきて、頭の中にモヤがかかって急いで切った。その20分前に喋っている横で寝る用のお薬を飲んだ。3日前に病院行って、「また耐性ついてきたんすよね」つったら「これ自体には睡眠を誘発する効果は薄いけど、一緒に飲む睡眠薬の効果を強くするやつを出そう ナイショだよ(これは嘘)」って言われたやつ。ふだん私が眠さで人との電話終わることなんてないのに。そっから13時間寝た。多分四度寝くらいしてて、身体起こそうにも全部が重い感じ。「慣れないうちは悪夢見ることが多いよ」と医者に言われてたが確かに見た。しかし詳細は全く覚えていない。「不快な夢を見た」という感覚だけが手元にある。かなり気をつけて飲まないといけないやつだろこれ。デエビゴって名前、BEGIN?デエビゴの花が咲き? まだ眠気残ってるな。一日中ねむねむモードだと次の日寝れなそう、体力は全回復しそうだけど、いやピーキー

こないだ学校の人と遊んだ際にソルビン食った。お前まだ生きてたのか……タピオカなりソルビンなりパンケーキなり、甘味の渡来と流行ってずっと起こってる感じする。甘いもの、いいすよね。糖分で頭ブン回して作業するのクソ好きです。あ〜眠い。大量の夢を寝てる時に見たからか、考えることが普段と違う空想ばっかになってる。モンゴル平原に光条が起こって裁判所が形成された、モンゴル裁判。脚本、今日明日でテーマと骨組みくらいは作ってしまいたいんだけどこの頭で家族についての文章書けるのか?一ノ瀬家みたいなのができるだけだろ。同種の人間とずっと喋っていたい、同性ならともかく異性ならそこの関係性に名前をつけないといけないんじゃないかって謎の強迫観念がある。友達欲しいんだよ、山から降りてきた色つき鬼としての私

 

0910②

ねむい。私はねむねむの人間。家居ても何もできないと判断して外に出て文章書くなりしていたが低気圧で頭も痛くなってきてダメだと思ったので大人しく帰った。たぶんねる。夕方に起きて日付変わる前に寝ると人間どうなるんだ。3日寝なくて済みそう。そして暑い。昨日、普段履いている通気性の良い黒のスラックスが酒蹴り飛ばしで死んだから手近にあった通気性の悪い革のスラックスを履いた。下半身に熱を履いている感覚だ。洗濯機だけ回してそれ干して寝るか……虚無の日

涼しくなってきたしそろそろ旅行に出たい。来週宮崎行く予定は消えて、シンプル福岡旅行になりそう。予定が確定するのが遅すぎる。鎌倉散歩するか〜?と思ったがやっぱ知らん土地が良いな。埼玉とか行こうかな、何があるんや。

自己評価(あるいは分析)、他人に言うものじゃないな。行動で示して相手に言表してもらえばいいだけであり、大学の女の先輩がインスタのbioで変人を自称することほど大変なものはない。考え込みがちとかも自称すると痛くなりがちなので気をつけよう。日記を書くと自分の思考の在りようが以前に比べてある程度形どってわかるようになる。連続90日くらいやって思った。「だから何なんだ?」って思うことも多い。突っ込まれた時に「いや日記なんで」って逃げるのは容易。公開してんのに。具体を示せばよいのであって、それに抽象的な自己評価(尖った、変人、考え込みがちのような)のラベリングをして提示するのは単なる「そう思われたい」でしかない。ねむい。私はねむねむの人間。

 

0911

脳がもう動かない。早起きと軽い熱中症と、糖分無い状態で訳分からん問題解かされて訳分からんくなった。ペルソナが保てなくなって「ギエッピ」って言ってしまった。目上の人にギエッピって言うのはバッドマナーなんですね……

昼、街路樹の傍で20羽ほどの鳩が一心不乱に何かに貪りついていた。ふっとその何かを確認したくなったが、いや止めておくべきかと思って前を向き直した。いいことなんてなにもない。成長か? 怖いもの見たくなさという成長

人と目合わせるのやっぱり苦手だ。表情って情報量が多すぎる。そういや後輩から連絡先を聞かれたのでうれしい。「連絡先交換するの嫌がる珍しいタイプだったりしますかね」っていう人見知り全開の発話に「LINE開けLINE」って端的に返答できた。社員からの「コイツまた後輩の女と帰ってんな」という目線を背中に浴びたが、「ほっとけナス」って応答を同じく背中で行ったのでコミュニケーション。私から聞いたんじゃなく聞かれただけなのでこれは悪事ではなくつまりなんら悪い事ではない。

冷たい水は口というより喉で飲んだ方が美味しいことがわかった。喉越しが重要で、十分な速度を保った状態で喉を通すとよい。ぬるい水ってゆっくりな気がする。この感覚って何?トリビアに……

てかインフルとコロナがダブルパンチで流行っているらしくてこわすぎる。私いまも1か月前のコロナの後遺症で嗅覚ほぼないんですけど、この状態でインフルにもなったら次は何を失えばいいんだ?貞操観念か?睡眠不足はシンプルに体調に響くってのを今日さらに思い知ったな。高校の時から思い知ってるんだけど。時計見たから覚えている、21:07に脳みそが止まった。その後は完全に余力だった。脳みそじゃなくてメロンパンだったのかもしれない。これってトリビアになりませんか?

 

0912

夏バテ、身体が重い。天気普通だったけど気圧が低かった気がする、頭が痛い。

バタバタと帰省の日程を組んだ。往復の飛行機を時間と値段を鑑みながら予約して、親や友達など関係各所に連絡入れて、ってするときの慌ただしいスマホの動きが好き。着陸後そのままキタニタツヤのライブ行って、次の日とその次の日は友達らと泊まりで観光する。高速移動と長時間移動が趣味なので楽しみ。まあ観光するのは横浜なんだけど。チャイ服着るぞ〜ようやく外に出してやれる。け自分の中で人付き合いの理屈が固まった。理屈じゃなくて自信の問題らしい。固まったのなんだったんだ。友達が女の子の写真に「盛れてる」って間違ったこと言ってたな。これに間違いだと言える程度の最低限のマナーが身についただけかもしれない。

現代的な若者の心情の表象として紹介されそうなニヒリズム題名が好き。演劇のタイトルや展示のタイトル、 「あ、共感とかじゃなくて」「怒ってる閉め方になった」「また点滅に戻るだけ」みたいな。自由律らしさもある。諦観と共感が並立している感じ。人の目に一瞬止まればいい、どんな展示なのかとか演劇なのかとか想像させれば勝ち。「明日と言うから泣いたのに」「棚があったから上げただけ」みたいな、できてないな。

 

0913①

日中に眠気を持ちこす体質はカスですよ(ほんまに)。何しててもずっと頭の片隅に面談で何やるかっていう懸念が張り付いている。まだ決めてない。学校用のコミュニケーションモードだけ作った。腹式呼吸にして話す言葉が短くなる。怖いな〜何すんだろ、何するんですか私。この電車に乗っているうちに飛行機代払うのとコンタクト買うのと企画決めるのをやってくれ。書いてる場合か。

たまの「電車かもしれない」とクリープハイプの「二十九、三十」の二つを無限ループするプレイリストを聴いている。暗いけど芯がある人間って感じしますね、します。クリープハイプ好き、クリープハイプ好きな人間は嫌い。普段聴く曲が暗めor昔orインスト(重複あり)なのでカラオケに適さない。あとなんか人気の曲歌うとその俎上で歌のうまさで戦わないといけない感じがしてこわい。こないだ大森が嵐歌いだしたのを見てそこはかとない敗北感を覚えた。村上はうっせぇわ歌ってたから勝ち誇った。

人とのLINE、並行させる話題の数と返信頻度は反比例の関係にしておくべき事に気がついた。返信頻度がお互いに高いなら話題は少ない方がむしろ1回ごとの返信のカロリーが低い。頻度低くて話題少なかったら多分すぐ消える。外国文化を学んでいるみたいに人とのコミュケーションを理屈でやっているな、それが楽しい。あと私は対面での会話の終わらせ方、無理くりボケて終わらせてがちだと気づいた。本当にオチをつけているだけ、これはコミュニケーションか?もういいよ、って言って終わるか?

 

0913②

面談が終わった、及第点ではあるはず。予想よりも向こうが話を振ってくれたのと喋ってくれたので変なことを挟み込む余地がなかったのが助かった。私が講師の立場ならしんどいな。どの方向から飛んでくるかわからない、変にセンスぶった人間らを5分×80回捌かないといけない地獄。全然関係ないけど自分が受験生の時、今思うと全然面白くない世界史のラジオの小ネタで笑っていたのを思い出した。生活にエンタメが少ないから飢えてたんだろうな。

物腰の柔らかさや頭の回転、褒められはしたけど少なくとも前者に関してはその場で取り繕ったものだし後者もたった5分のうちの数ラリーで何がわかんだって感じなのでそこまで喜んではいない。こなした、というだけのうれしさ。本棚はかなり如実に人間性を反映すると思っている。なので川上未映子とか河野裕とか近代文学(漱石フィッツジェラルド)とか並んでる本棚の写真を人に送られて良さを感じた。本棚見せろだの日記書けだの、なんならデリカシーないことを仲良くなれそうな人にすぐ言う悪癖がある。こいつ何考えてんだ?その根本は?ってのが気になる。初対面の人に本当は死生観とか聞きたい、考えのあるなしじゃなくその場で「あ〜なんでしょうね……」って考える素振りを見せてくれるだけでも仲良くなれる確信が持てる、そんなんどうでもいいっしょ、じゃなければいい。まあとにかく衆人遍く日記を書いてほしいわ、座右の銘にしようかな。

 

0914

漱石全集をゆっっっくり読んでいる。夢十夜虞美人草読んだ、格調高い文体だけど余計なレトリックがなくて読みやすい。なんか展開知ってるな、と思ったら読んだことあったな、高校の時に東大の金曜講座で建築論話してるのが退屈で上の図書室で借りて読んだんだ。今は専らkindleで読むようになったが、紙の本はそれを読んだ場所と周囲の風景の記憶が密接に結びついている。西加奈子の『サラバ!』は受験終わって飛行機の中で読んだ。本の情景と自分の身体感覚が結びつく妙があった。同じ本もう一度読むの懐疑派だったが楽しいな、人の本棚の写真を強奪した甲斐があった。

短歌作るか、と急に思い立って頭の中でエンヤコラしてたが言葉が偏っててダメだった。日常生活は限定された語彙だけで乗りこえられてしまうから良い感じに広がりがある単語が脳内から消えていく。引き出しの遠くの方にあるやつを無理やり探さないといけない。探すか、「驟雨」と「薄羽蜉蝣」が出てきた。ハズレのガチャでした……。

人の日記読むのやはり好きだな、エッセイよりも日記、その日あったことの方が面白いと感じる。なぜだ?日記の方が感想や経験の特殊性が色濃く反映されるからか?思想価値観の一般のエッセイというよりもある対象を感性で切り取った日記の方がその人がわかるからだ。私はいま武蔵小杉駅のホームにいて、階段際の壁に凭れる男性とそれを介助する女性を見ている。酔っぱらいを助ける人はいつも、優しさと同時にダルさを背中から発していると感じる。いま私がお前を見捨てたら容易に死ぬぞ、という気持ちからくるダルさ。男性、テディベアのように座っていたな。私はさっきまでこんなクマちゃんと酒を飲んでいたのか……という気配がしないでもない、いやしない書き言葉の嘘だ。

面談が終わった。及第点ではあるはず。予想よりも向こうが話を振ってくれたのと聞いてもない自分の思い出話を喋ってくれたので助かった。肩の荷がおりて嬉しくなったからコンビニでシュークリーム買ったんだけど、中盤で食べ進めていた側の反対からクリームが噴出した。こんな不安定な食物を売るんじゃない。

高校の友達が、こないだ私がブログに書いた嘘の日記(架空OL日記みたいな、女子ぶって書いたやつ)を別の友達(さして仲良くない)に開陳していて誤解を招いて死にそうになった。着圧ソックス履いてナイトキャップ着けて寝ているわけがないだろこんなやつ。

 

0915

雷……雲と雲との間、あるいは雲と地上との間の放電によって光と音を発生する自然現象。

エルヴス・ブルージェット・地球ガンマ線放射・電磁波バースト……雷に関する言葉ってすべて格好がつきすぎているな。雨が厄介だ、皮膚に水滴が乗って私の体温で温められて落ちていく。眼鏡がしっとりする。

マジで何もしてない日だ、学校もしっかりオンラインにした。音楽聞きながら本読んでたな、最高の日。後で依頼シバかないかんがそれはまあいい。何もしてない日の方が日記書きがいがあるな、家の中を全部ひっくり返してモノ探すような感覚。高校の時に買ってずっと枕元の本棚に置きっぱなしになっていた『wonder』を読んだ。英語で書かれてんだよなこいつ……ってことで距離置いてたけど何なら井上真偽や西尾維新より読みやすい。余計な言葉遊びをしない

処方される時に「副作用として悪夢を見ることがあるよ」と言われた薬、本当に悪夢を見る。怖いとか禍々しいとかじゃなく、不条理な感じ。私含めた4人くらいが「風船をタイヤにした筏」に乗っていて、皆で手分けして風船を膨らまし続けて筏を進ませ続けるという夢。夢が十幕くらいあった、その地続きの精神で目が覚めるからシャキッと起きられる。

電車に乗っているんだけど(19時)、落雷の影響でしばらく停止するらしい。まあ別に急いでないし……ゆっくりさせてもらおうか、という気持ち。水分だって2.5ℓ持っている。食糧もある。折りたたみも合わせて傘を2本持っている。物資は充分。7人がけの座席、私の座っている側は5人で向かいは6人で座っている。こちら側が悠悠と座っているように映るのか、おっさんがこちらに移ろうとしているように見える。あんたにとってはなんも変わんないんだからやめてくれ。

 

0916

いちど優しくされると勘違いしてしまって勝手に苦しんでしまうのでやめてほしい、まだ全然夏やんけ。ヘアアイロンで小さくヤケドもした。はよ冬来てほしい体力消費がない分マシだ。しかし冬には早く終わってほしい。月の土地に作られたコロニーに住めるのは何年後なんです……?

脚本賞の締切が10月半ばなのを知って安堵した。全くもって家族の何たるやについて考えきれていない。自分の体験書きたくね〜〜っていう我儘もだいぶあるが、自分ちは多分いざこざのままになっていて、それを創作でハートフルに帰着させることへの戸惑いがある。防衛機制だ、自分と似た誰かが障壁を乗り越えて幸せになるのを私は未だに許せない。家族愛はあったがそれは父母双方から私に対するそれぞれ別個のものであり、まとまりを持ったことがほとんどない。私が結婚できる自信ないのもイメージの湧かなさだ、両親は不幸な結婚生活をした、蝶番として機能していた子供の巣立ちとともに破綻する程度には。

興味本位で中国語の簡単な読み書きを東外大のモジュール使って勉強してるんだけどこれかなり面白い。「知らね〜〜わかんね〜〜」って手詰まりの感覚になる機会って日常生活においてはほぼ訪れないし、「いやめっちゃわかってきたわ」となることもレアなので楽しい。まんま脳トレだ。中華的世界観好きってのもデカい、モチベが消えない。歩いている時に音声聴いてるんだけど程良く頭動くし、切ろうと思えばスンって無になれる。お勧めです……(?)

マックの月見パイ通年で売ってほしい、好みの味すぎる。恐山と小林私が樋口円香について語る動画がラジオとして大好きだからほぼ毎日聴いている。恐山が樋口を「17歳」「同級生」と一言で表したのキショすぎて好きだ。言葉に手触りがあるのがダメ。あちい、俯いていると眼鏡が汗でずり落ちてくるから上を向いて生きないといけない。夏が私をポジティブにさせてくる感覚。

頭を使って人と話すのが好きで、それは言葉遣いや話題選びをひとつ間違うと途端に踏み外すかもしれない細い道を慎重に歩く感覚、ボードゲームのように何手か先を読んで戦略的に選択肢をとる感覚に似ている。頭の中で数十秒前に描いた局面が表れたら自分の読みが間違っていなかったことを喜べる。対面では頭の回転がまだついてこなくて全然トチるんだけど。出来た人間だなあ、と人に感じる時ってだいたい向こうの計算された後天的振る舞いに対して感動しているんだけど、なぜ人は歳をとるにつれて感情的になっていくんだろう。獲得したものをなぜ捨てていくんだ。実はそれが正解なのか。偏屈な人は理屈があるんじゃなくて(その場における正解をやっていないように感じられるから)、偏屈さを隠せないという意味で感情の発露に振り回されているように見える。メンヘラジジイがよ、と思う。メンヘラジジイにしばらくお会いしていないので想像だけで書いてるが邪悪

 

0917

起き抜けに母親から電話が来て、「帰省してきた時に食べに行く飯屋の予約をしたいがなにぶん行ったことがない場所で電話のかけ方がわからんから代わりにやってくれ、今すぐ」って言われた。起きて五分後には知らん焼肉屋の人と喋っていた。ランチの時間だから忙しそうだった、寝起きの私はひたすらに要領を得ない。お詫びしたい。

帰省つったって、マジで大したことしないんだよな。友達と親と飯を食ってどうせ鶴くんとドライブする。そうだ、空港まで配車してもらわんとだ、ひらおの天ぷらで車を回してくれる会社があってだな。今回は身軽に帰れそう、リュックすら持ちたくないくらいだ。下着とモバイルバッテリーがあれば後はポケットでどうにかなると信じている。コンタクトのタレも要るか。電車に乗ってんだけどトイレ行きたすぎて1本見送って20分待たないといけないという事態を招いた。背に腹は変えられない……って思いを得たの初めてかもしれない。

鎌倉江ノ島に行ったな、散策の割と序盤で海風に乗って飛んできた砂粒にコンタクトをやられて光がずっとチラついていた。むしろ夜景は綺麗に見えた。思い立った時間が時間だったから寺ほぼ行けなかったのが悲しい。円覚寺長谷寺行きたさあった、年取ったらシンプルに御朱印帳とか集めたくなるんだろうな、サウナも行くし筋トレもするし御朱印も漁る。嫌な大人だ。

 

0918①

ほぼ昨日の日記

・飛行機代25780円した、高い
クレカがまたエラー起こしたら怖いからコンビニ現金払いにした、何も考えずに財布開いたら丁度26000円だけあったので耐えた。現金持たない主義者なのでこういう時が一瞬怖い。
・海で髪がバサバサなるのは様式美
潮は怖い。シャンプーだいたい1ヶ月で詰め替えるんだけど、こないだまで普段使ってるやつより2割くらい安いのをお試しで使ってたから今は馴染みのタラソを使ってて本当に安心する。合うやつを無難に使うべき
・髪を切らないとならない
シースルー前髪、みたいな爽やかな概念に憧れる。外界との隔絶としての前髪。ユズリハの先輩に「客前に出るにしては重いな」って言われたのを思い出した。明日行きます、2次元美少女の画像を見せて後はおまかせでなんとかしてくれる美容室。
・日記は寝る直前に書いた方がいい
メモにもなる。眼鏡のネジを締め直しに行ってください……土産は今回は最小でいいらしいです。人と話す前にワンテンポ置いても遅くないっぽいのでそれも気をつける。
・理性偏重の文章は底が浅い
風景画をアトリエで描くのが批判されるような感じ、海を目前にしたらそれなりに色々感じるしその感覚は想像ではもはやどうしようもないくらいの複雑さをもっているので、結局は外に出て色々と体験しないと実感がこもったことは言えない

 

0918②

棚卸し、家族論を書くために自分の内面をひたすらに探して揺さぶってなにか出てこないか探す、こんなに時間使って1つの文章書くって経験がないので新鮮だ。プレイリストに大森靖子とAviciiが同居してる、情緒が落ち着かない。内向的な精神の日だった、性格の変化を外部に発露しないだけの振る舞いが求められている。ミッドナイト清純異性交友聴きながら外歩いていると自分の身長が150cmくらいになって地雷服着て歩いている感覚に襲われる。来世は地雷がいいですね……シンプルにコンカフェで働いて夢なんて見ない自由さを謳歌したい。

厄介な二面性が私にはあって、「言いたいことあるならはよ言わんかい」という好戦的な精神と「話の筋がダルくなるからそれ言うなよ」精神(こっちはどちらかというと雰囲気)がそう。矛盾しながらも併存しているから面倒で、後者は雰囲気と話をずらすことでなんとかしている。親との会話とかだいたいこれで乗り切っている、母親は言いたいことは全部言ってくるしだいたいその内容は答えが出ないことなので面倒で話をずらす。不機嫌で周囲をコントロールしようとする人間はダメですね、ところで……

 

0919

髪を切った、こんなに涼しくなるのならもっと早くに切っておくべきだったと後悔。コンタクト、めんどくせ〜精神でほぼ毎日ワンデーのを使い捨てているんだけど、気がついたら無くなってしまっていた、2weekを空けました……洗うんダルいな。あぁ明日の荷造り的なのも何もしてない、まあ10分もありゃ終わるか。2泊3日、16時に羽田発、余裕すぎる。もっと早めの便にしてウェルビーでも行くべきだったな。崎陽軒食いたい、買ってくか。飛行機って機内で弁当食うのアリなのか?マナー的にというか、収奪される可能性ありますか?泊まりが発生する移動の度に下着やら肌着買ってるな、数百円払えば荷物が減る上に服が増える超お得チャンスだと認識している。

noteに無限にシャニマスの評論が流れてくるようになった。オタクが人間の精神を表す言葉って多様で面白い、精神的に潔癖、非合理なまでの合理主義みたいな。やはり樋口円香が好きだな……他人に求める在り方と自分が追求したい在り方の中庸って感じで感情移入できる。見た目も内面もドンピシャに好き。見た目だけならぼざろの山田や喰種の什造に近いようなあの感じ。

半端な言語化って利がないな、と思った。なにがきっかけでこんなこと考えたんだ?円香評論か?たとえば映画を人と観終えた後に形を伴っていない感情を無理やり表出させると言語により固定化されてしまう、書いて気づいたがこれ凡庸な理論だな、よく見るわ。自分の考えたことの平凡さに気づけたので半端な言語化は利がありましたね……(無限ループ)

 

0920①

旅行のために支度をして家を出るとき、忘れ物をしている気ばっかりする。そして往々にして実際にしている。チャットモンチー聴きながら準備したので自分がいまかわいいフリーターの女子だと錯覚している。チャットモンチーときのこ帝国好きでゆるふわファッションでヘッドホンつけている人を探して生きている。仲良くはなれないと思う。

最近、和也とたまに早押しで戦ってる。
対人ゲーム、負けず嫌いで練習して強くなりたがってしまって楽しさを二の次にしてしまう。寝食を後回しにして問題集で練習していた時期がある。部活で流行ったオセロもそうだ、拮抗して楽しい、より勝ちたいが強くて偶数理論と中割りと虎のやつとか覚えた。なんか知らんけどジェイが偶数理論知っててあんまり勝てなかったな。

空港、「土産買える場所は22番ターミナルの近くの店にあるんだな」「15分前に搭乗口ってことはあと7分バッファがある」「茶が欲しい買わなきゃ」「明後日の航空券取れてたよな」「人に連絡しなきゃ」→「1回煙草吸うか」という処理の限界の訪れ。考えなくていいことが一瞬一瞬に頭の中に出てくる、イヤホンの充電が無くなるであろう時間とその時間の自分が居るはずの場所を連想してそれから計画が派生したりする。集中力が無いんだよな。崎陽軒、見事に買えなかった。カツサンドを買いました、夜は焼肉に行くらしいが私はカツサンドの方が好き。
機内で酒飲んで(回りやすい)幻想小説を読むのが楽しい。たまに雲見るのも良い。移動が好きだ、非日常の中に自分が身を投じているという実感が何より最高。

 

0920②

友達と遊ぶ予定があるのにニキビがいくつかできていて気持ちが終わった。ヤバさを感じてようやくパックを使うのはやめてほしい。飛行機、身体が傾くのを感じてふと窓の外を見ると市街地があり、ビルの一つ一つが認識できる程度には着陸が近いことがわかった。勝手知ったる土地って感じだ、それはそうなんだけど。小さな窓から見える一番遠い場所も「あぁ中学校の時に自転車で通った辺りだな」とだいたいの目処がつく。

前の帰省の際にはほぼ家に帰らず少し寝る程度だったのでゆっくり自室で過ごすのはいつぶりなんだろう。タンス、本棚、学習机、ベッドの存在感がデカい、なんもない床の広さがビジホくらいしかない。教材が多いな、塾と学校のせいで青チャと赤チャとレジェンドがある。数学が1番多い、楽しそうなので1冊くらい持って帰って手遊びにやる。勉強熱心な子供が住んでいたらしい部屋だ、文房具オタクだったころの名残りでペンが300本くらいある。窓からは清川が見える。小4の時にかなりデカい台風が来て、異常気象にテンションが上がった私は窓を開けてそこから川に向かって紙飛行機を飛ばし続けていた。色んな方面に悪い。エアガンにハマった中学生の時には勿論のこと川面に向かって撃ち込んでいた。高校でペットボトルキャップ投げが流行った時は若干の罪悪感を覚えながら投げ込んだ。タコ糸の連絡性みたいなものに入れ込んだ時期もあったな、小学生のころ。ラジコンヘリに糸と重しと餌をつけて飛ばして、川面ギリギリにヘリを飛ばして魚がかからないか遊んでいた。ダメだった。魚がかかったらラジコンヘリが沈められて終わってたな、今気づいた。なんて馬鹿なガキだ。

 

0921

【覚えたい】
読唇術→どうせ人の目じゃなくて口元あたりに目をやっているなら言ってることくらい当てれてもいい、お得。YouTubeを無音で聞くっていう訓練を30分くらいしてみた、全くわからん。口元以外のところから入ってくる情報量が多すぎる。いや実はこれが読唇のある種正しいやり方なのかも、知らねえ。大学入ったばっかの頃、変な本ばっか読んでたな。しぐさから読み解く心理学とか完全教祖マニュアルとか大衆扇動術とか催眠術の理屈説明したヤツとか。コミュニケーションを何段飛ばしかでやろうと試みていた時期だ、コミュ障に悩みすぎだろ。正しい悩み方でもない。でも結構今でも役立ってることがあるな、読んだ内容。会話での人間の理解力は著しく低いから数量の説明は3までにしろとか、動詞じゃなく名詞にしろとか、体の中心から離れた場所が動いているほど緊張状態にあるとか。わかったとてなんやねんって感じだけど、面白くはある。これ嘘ついてないか?って思う瞬間が結構ある。問題としては答え合わせができないから真相がわからん。じゃあ意味ないやんけ。

 

0922

昨日からの日記だ。読唇術覚えたいみたいなダイアリーでもなんでもないことを書いていた。何を。つるくんえりちゃんと会った。ドライブをして温冷交代浴をして全身の毛を剃ることですべての邪気を払った。二日後にも会うんですがね。いや明日か。

せわしない帰省が終わった。実家、自室に居る時はスマホ触りながら雪の宿を食べる慣例になっている。母親に「中学生の時から過ごし方変わってない」と言われた。確かにそう。勉強が幾分忙しくなった高校生の時に比べると中学生の私はインターネットしかしていない気がする。デイリーポータル見てオモコロ見て都市伝説調べてブーン系読んで、という完璧なサイクルを組んでいた。帰省、1週間とか超すと一人暮らしが恋しくなりすぎる。室内で他人と過ごせる時間が決まっている。結婚も同棲もシェアハウスも一生なにもできない。

タニタツヤのライブに行った。ライブ感が凄かった、それはそう。低い音が体を揺らすのとエキセントリックな照明が正気を失わせてくるのが良い。ライブ終わりに後ろの女の人が「私ってもう社会生活できないの、ねえ聞いてる?」って男に言ってて、ライブ感があって良かった。そして私のさっきの諦念が凡庸なものだったと判明した。しかしメンヘラじゃないんだよな私は、メンヘラに寄りかかられるのもなんなら苦手で、「独りで生きんかい」と思ってしまう。単独旅行するようなタイプの女性を一生応援しています。いやそれは留学って名目だろ、旅行のつもりだったんか。

 

0923

人と遊ぶをしていたので日記を忘れていた。知らん土地好きだな、観光地でもなんでもないただの住宅街の、勝手に廻ってる感じが良い。エアビー、ホテルとかより圧倒的に落ち着く、普通に住宅街なので落ち着ける箇所の数が多くて良い。酒で次の日の体が重く感じるのって肉体の衰えなんだろうか。楽しかったな、24時間ほぼずっと友達と過ごしていたからこれから家に着いて1人になってめっちゃ寂しさを感じそう。今朝からずっと体調ゴミでダメだったんだけどな。お泊まり的なもの、二日目の私が体調良かったことない気がする。

中華街、やはり雰囲気が良すぎる。ガヤガヤした場所は苦手なんだけど、中華街は嫌じゃないやり方で雑然としている。あの雰囲気はどうやって形成されているんだろう。建物とか店もそりゃデカイけど、人の雰囲気な気がする。観光客が多いことによって街全体が浮き足立っていたように感じた。中国とか韓国建築の美的感覚好きなんだよな。実用性なんてものを度外視した絢爛に飾り付けられた感じがある。武士は食わねど高楊枝みたいな方向性の粋でもある。

 

0924


赦される、あるいは罪の意識を軽くするために自分の悪事を人に告白するのはなぜなんだ。たとえば浮気の告白など。こういうのは安い恋愛ストーリーにありがちで、それを私は嫌悪している。罪悪感から逃れることまで得るの欲張りすぎだろ、って思う。一方で事実も小説も奇なるものが好きなので、身の回りには可能な限りに可能性が低いことが起こり続けていれば楽しい、トラブルも全然歓迎する。けど実際は単にキッショ、って言って終わるんだろうな。浮気されたわけでもなんでもないしそもそも付き合ってる人間が居ないからこんな事を考えても意味がない。恋愛するな、煩悩を消せ、作品を書け。類する経験があったと仮定したら、死ぬまで隠しとけよ意味ないんだから、と思うんだろうな。理屈と感情の双方をそれなりに扱えていると思っていたが、知らない感覚すぎて折り合いがつかない。なんかわからんけど気分が悪いな、という風に。それはそれで丁寧に描写されていてお洒落なので良いか。

やーだな、朝方に悩みが生まれて知らんすぎて整わない。悩みを人に素直に相談できることを目指したい、私はお悩み相談を持ちかけることができない。面白くならないし、話の終着点どこだよって状態をわざわざ自分から発生させに行くようなもんなので、怖い。感情が複雑な形になるのはダルいけど嫌いじゃない。正確に言うと単なる自己愛で、モヤモヤを1人で解消するのがかっこいいと思い込んでいるだけなんだけど。自分が他人の悩みを聞く側の時、相槌打って共感を示して解決策を敢えて出さない(やれるならやってるだろうし)みたいに、これって完全に体系化された手続きの領域にある話だと思う。人から相談された時の振る舞い方って人間誰しも手元に持ってる気がする。自意識過剰で決着だな、全部そう。見てない思ってない感じてない。

 

0925

・天気がやさしくなった。急にどうしたんだありがとう。温度的には過ごしやすいけどしかし何となくジメッとした雰囲気がある。密度の高い重い空気の中を分け入りながら歩いている感覚、雨が降る時期の到来を予感させるそれとの付き合い方を知らない。・人との付き合い方も知らない。恋愛云々に限らず、友人関係もそう。知らない、というかはそれに纏わる観念が自分の中で常に更新されているためで、友達と丸1日過ごして色々喋ってた。友達、友達のままでいてくれ。・無辜の信頼なんてものはないのかもしれない。人間、肚の中では何を考えているか全く分からない。言動は飾られたものだし、そうして飾るのも結局は自分の利益のためだと思う。・一方で、この人は先天的に他人と関わるのが上手い、「いい人」なんじゃないか、という人にもたまに出会う。ユズリハの先輩に2,3人居た。その人らのおかげで私は今なお目指しうる振る舞い方の指針を得た気がする。あの人らは人間関係の繰り返しの中で磨かれた「大人」な「いい人」だったんだろう。優しい、ともすれば無私的にも感じる優しさからくる完璧な人柄。後輩には優しく在るべきだという感覚が彼らにそうさせていただけかもしれないが、良い人らだった。今回の旅行で私もその優しさを真似る時期なんじゃないかってことを思った。コミュニケーションに多くの人が関心を寄せている(書店の新書欄とかすごい)のは、人生においてそれが大部分を占めるから高ポイントを叩き出せる人間になりたい、という成長意欲から来てるんだと思う。それを意欲を行動に駆動させているのはたぶん資本主義的倫理で、プロテスタンティズム抜き、怒られることの無い無謬性がゴールになっている気がする。人と上手いこと付き合いたいな、良い人になりたい。良い人と思われたい、ではなく。煩悩を消そう、俗っぽさを消そう。

 

0926

猛烈に人間と喋りたくなる時間がある。だいたいが話すネタが手元に沢山ある時なんだけど、「やべ〜人間の声聞かないと詰む」という悲しきモンスターと化す時も多々ある。一人っ子の人間の交友って身勝手な気がするな、相手の話への返答を差し置いて自分の話をしてしまう。気をつけなきゃ……と折々に思うが次の「詰むッピ!」状態が来た時には見事に忘却している。

「人を好きになったことありますか?」って聞かれて、難しい質問だな……となってしばらく考え込んだ。よく言う「自分のことを好きな人が好き」みたいなやつが結局自分のことしか好きじゃないみたいに、私も結論私のことしか気にしていない気がする。恋愛、義務感が発生する感覚があるから苦手だな。友達らと農園を作ってそこで一生を終えたい。私はウツボカズラを植えるんだ


朝(昼)起きたら「大喜利のお題を提出してください!」っていう通知がまず目に入った。もう一度寝ようかと思ったがどうやら本当だったのでがばと起きた。とりあえず1時間後の電車で外に出るか、と予定立てて歯を磨いて水を飲み、頭の中にある「大喜利のお題考える」ボタンを押した。75点のものを大量に作るのは得意だ、アイデアの粗製濫造なんていちばん楽しい。

サブカルサザエさんの次回タイトルを3つ教えてください」
▶「『カツオ、新文芸坐に浸る』『母さん、新海誠を唾棄』『京王線明大前駅での二人の小さな暮らし』」

「このテーマパーク、もしかして童貞が作った?」
▶「スプラッシュマウンテンだけがある」

 

0927

地理と気候を気にする人って文化に敏感な気がする。他人の文章を読んでいるとそう思う 私もよく書いています、自語りやめてください。

人前で大喜利をした。たくさん人間が居てバ〜カ緊張したし頭もクソほど回らんかった。が、それなりにちゃんとウケた、答えた内容を以下に書けるくらいには無事。
くまだまさしWikipediaに書いてある意外な情報とは?」
▶「本名はくまだまさきである」「多摩美術大学卒業」「漫才師を名乗っている」

なんやかんや楽しかったな。優等生の回答みたいなのしかできないから爆発的な反応は多分滅多に貰えないんだけど。友達とかと無限にやりたい。終わった後に同級生の女性3人組に声掛けられて、「面白かった〜!LINE交換しようよ!」って言われた。「あ〜〜ありがとうございます助かりました」って口では言っといて内心では7回くらいガッツポーズした。遠巻きで噂される、という実績解除ができて自尊心がピークなので1か月は、こうして日記に単なる自慢事を書く程度には元気だ。

向こうの雰囲気的に大喜利の質は関係無かったな、私が空き部屋居るところに近づいてきて「ここってなんの部屋ですか?」「空き部屋です」って会話などをした。むしろだなこれ。おい煩悩消したいって内容を昨日書いてただろ、何を指の根も乾かんうちに。無理に決まってるな。初対面時のテンションの高さ作るの無理だ、話しかけられた時の私の応対、思い出したくない程度には無愛想だった。あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ボケナスビ
ビまで書くの結構珍しいな

 

0928

3万ちょいする高いイヤホンを使っている。ノイキャンが鬼強いので電車に乗る時や人混みに囲まれる時にはこれが無いと不安で死んでしまう。なので私の手軽な殺し方は「私の左手側のズボンのベルト穴に掛かっているイヤホンケースを奪う」だったりする。
部屋で本読む時にも便利だ、無音空間が手軽に創成できるので一瞬で集中出来る。本、8.9月で20冊買ってたが読んだのは5冊だった。ちょっと読むのが遅すぎる。

他人の悪い所を見つけた時にムッとなるけど指摘すると「指摘した人/された人」って関係性になるのがダルくて放置して単に距離を取ってしまう。仲良い人なら迷わず「それ直した方がいんじゃね」って言えるけど。
「相手のためを思って指摘した方がいい」「悪い所を教えてくれる人は貴重」みたいな論、指摘する側の精神的荷重を考慮してないんだよな。知るかい、そのまま生きんかい、というメンタルが生える。

人と喋れるコミュ力のある日とない日の違い、声が出るか出ないかの違いではないかという仮説がある。耳に届く自分の声がそれ以上聞いてらんない日は言葉が出ない。発声練習とか毎朝して外に出るべきなのか?部活か?コミュニケーションクラブ?ESSの英語抜き?日本語で演劇をする?単に演劇部だろ。帰り際、昨日LINE交換した人に「もう帰るんですか?」って話しかけられて、「終電がヤバいッピなんすよね……」って言ったら「え?」って言われて「終電がヤバいんですよね」って返した。見た目が完全に陽の人間に対する処し方がわかんない、こんなとこ来てるくらいだから嗜好は近いんだろうけどやはり見た目で判断してしまう。遊びにも誘われた、遊びて。「遊びましょうよ今度」って言われたから遊びなんだけど。小学生くらいしか言わねえだろ。

 

0929

3日連続終電ギリギリチャレンジ。23:05が終電で、マップでは駅まで歩いて12分かかると表示されていて、22:54に建物を出るスリル。私は歩くのが人間の2倍くらい早いので間に合うのはわかってる。ただクソ怖いんだよな、味わいたくないタイプの怖さ。この文章を書いている現在、終電で乗り換えせな(バッファ5分)なのに電車がもう3分止まっている。終わったか。山手線各駅に泊めてくれる知り合いを作るべきなのか。半年前のトラウマがデカすぎて終電絶対に逃したくない。気づいたら血だらけで深夜3時の知らん公園に居た。終電嫌ッピ。

学祭だけど金とってるってことでキッチリ詰められる。リーダー無しの10人の集団の意思決定、「雰囲気」でしかないからとかく遅い。季節の変わり目ボーナスで私の戦闘力は2しかない。チンタラした話し合いに映るがもはやどうこうしようもなく。良くないな。役得でマユリカジェラードンの身体に触れることになったので良い。

人と会話をしたいけど「会話」をしたくなくて、というのは当たり前の返答をして予定調和を生みたくない。質問されたことに答えるだけ、みたいなのは無愛想だし面白くない。たとえば、「彼女いるの?」って聞かれて「いない」って答えるのは普通すぎて面白みがない。私じゃなくても言える。だから、「いたこともある」って答えてしまう。ひねくれた精神の所産って感じだ。多分違うんだよな、普通に「いない」って答えて、相手が用意しているであろう会話ルートに乗っかるのが一般的なコミュニケーションだ。「彼女いるの?」とかしばらく聞かれてないな、もし聞かれたらなんて答えよう。
「と言うと?」って返そうかな。やーなの。

 

0930

インスタでアカウントを新しく作ったら「知り合いですか?」の一覧に父親のアカウントが表示されてグエッとなった。4年ぶりに近況を知った。元気そうにギター弾いてらしたな。「縁切ってもいいと思ってんだけど」って言った手前簡単には会えないしまだ会いたいとも思わないな。

年上はナメた方が接しやすい、という持論を振りかざして憚らないが、「先輩」というき物は好きで、何なら他人と比べても素直に先輩を尊敬する性質だと思う。身の回りの後輩率が上がった今だからこそ私が知ってる先輩ら良かったな、と思う。自分より文化的な人間を素直に尊敬する傾向がある、その基準は傲慢な自己評価なんだけど。人間的にかっこいい男の先輩が多かった。私はそういう人らを素直に尊敬してトレースして自分に取り入れようとする、これは長所といえる性格の向きだ。「うちの先輩かっこいいんだよ」って知り合い全員に自慢して回れる感じだった。例外おるか。風俗狂いが居た。14時頃の客が1人も来ない店内に先輩と二人でいる時に「れんくん相談乗ってよ、今度7万の革ジャン買おうと思ってて、背中押してくんない?」って言われて、「要らなくなったら僕が六万で買いますよ、その金で中華奢ってください」って言って、「それ最高だね、買うわ」って会話を風景込みで鮮明に覚えている。建築のCAD叩いてらしたな、金沢の高専から編入で入ってきてクソ美人な彼女居てバイク乗るヤンキーみたいな見た目だけど物腰がバカ柔らかいいい人。長瀬タイプのイケメン、男目線で一番かっこいいんだよな。私もああいうのが良かった。学校同期からちょくちょく話が上手いとか物腰が良いなどの人間性を褒めてもらえることがあるんだけど、その度に、「全部人のを真似してんだけどな、ラッキー」と思う。