2024-04-05から1日間の記事一覧

好きだった短歌

井上法子「永遠でない方の火」を読んだ。 水がかたちを変えて何度も登場する。色だと青が多くて、たまに火の赤さが浮かぶ。詠まれている世界の輪郭はファジーで、主体の存在もあまり意識されない(失恋の章はべつにして)。イメージも日本的な風景に限定されなく…